「人間なんて」を歌ってみるに至る経緯とか
「人間なんて」を歌ってみるに至る経緯とか
本年2月。西瓜糖壺のお二人が柏駅近辺の路上ミュージシャンスペースで路上ライブを行うとのことで。現場に行きました。
何組かの路上ミュージシャンの方たちが、アコースティックギターで生歌でライブをしてました。
中川は音楽活動を始めて50年になるのですが。そして、すでに還暦も越えたのですが。
ぼくも路上で、アコギで、生歌でライブやりたい。
そのような思いが降りてきたのでした。
それでは、何をやるのか。
通り過ぎる人たちの耳に残る一節を繰り返し歌う。ぼくが路上をやるなら、それしかない。そんな思いが強まったのです。
では、どの歌の一節を繰り返し、歌うのか?
これしかないだろう!
という感じで、降りてきたのが。
「人間なんて、ララー ラララ ラ ラーラー」
でした。
吉田拓郎さんの名曲。
この一節。多分、あらゆる日本語の歌の中で、超最強の一節。これを持ち時間の間で、繰り返す。
そういう路上をやりたい。
吉田拓郎さんの「人間なんて」。これまでの人生で聞いたことのない人が、聴くきっかけとなれば。
これまで、聞いたことがある人が、思い出し、また、聴いてみる。
そのきっかけとなれば。
そのように思ったのです。
西瓜糖壺のお二人にお話ししたら、面白いと言ってくださり。路上では助太刀してくださるとまで、語ってくださり。
中川の路上デビューは、「人間なんて」。
と、心に決めていたのでした。
3月4日の西白井アンズハウス での壺天範侍のライブの際、想定外のアンコールをいただき。何の準備もしてなかったのですが、「人間なんて」。5分ほど、3人でやったのです。
これから、場数を重ねることで、充分に壺天範侍のライブハウスなどでのライブでのレパートリーともなりうる。そんな感触をつかめた気がしました。
そして、4月29日の昭和テクノに向けて。
中川が「人間なんて」を通唱する。それをベースに木代さんが、坂本龍一さんの旋律と、さらに昭和時代の歴史的な音声をコラージュ。塔子さんが、歌唱、即興演奏で。
ライブレコーディングの超速の素晴らしい編集と動画を制作。
本日公開となりました。ぜひ、ご覧下さい。
フルタイム
https://youtu.be/5nX-Lf_yf7o
ショート動画
https://youtube.com/shorts/LfasHeXgzWk?feature=share