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商品写真の撮影に悩んでいた作家が背景紙ブランドを作った理由

商品の撮影が苦手だったから生まれた

もともとハンドメイド作家として活動していた私ですが、正直に言うと商品の撮影はとても苦手でした。

時間と手間をかけて作った作品なのに、写真ではその良さがうまく伝わらないことはありませんか。

私も、そんな悩みを何年も味わってきました。

背景に何を使ってもしっくりこなかったり、照明を工夫しても光の反射で背景がテカってしまったり。

気がつけば、撮影に何時間も費やしてクタクタになることもよくありました。「できれば商品撮影なんかしたくない!!」と思うほどに撮影が苦手だったのです。


自分で作ってしまおう

ある日ふと、「自分に合った背景紙があれば、もっと楽しく撮れるかもしれない」と思いました。

市販の背景紙もいろいろ試してみましたが、大きすぎて扱いづらかったり、丸まっていて使いにくかったりしました。

クセを取ろうとして逆にシワになったり、折れてしまったり。紙の質感が合わなかったりして、どれも満足できませんでした。特に、マットな質感の背景紙は少なく、光を当てるとどうしてもテカってしまうものばかりでした。

そして、何より一番欲しかったのが、絶妙な色合いの背景紙でした。

例えば、赤でもピンクでもない、コーラルピンク。

青でも緑でもない、ミントグリーン。

それも、彩度が控えめで落ち着いたカラーです。

「だったら、自分で作ってみよう!」そう決めた瞬間、気持ちがとてもワクワクしました。


試作を重ねて商品に

もちろん、すぐに理想のものが作れたわけではありません。素材選びから始まり、色合いの調整、実際に撮影して光の反射や映り方を確認しながら、ひとつひとつ改良していきました。デザイナーの友人たちにも意見を聞きながら、「どんな色や質感が使いやすいのか」をじっくり考えました。

マットな質感は光をやわらかく受け止め、余計な反射を防いでくれます。シンプルな単色カラーの背景紙だからこそ、どんな作品にも馴染んで、その魅力をしっかり引き立ててくれます。

サイズも小物撮影にぴったりなものにこだわり、使いやすさも追求しました。

この背景紙を、撮影に悩んでいる方に届けたいと心から思っています。

ハンドメイド作家さん、ECショップを運営している方、SNSで作品や商品を発信している方。私と同じような悩みを持っている方の悩みを、少しでも軽くできたら嬉しいです。

写真が作品の魅力を最大限に引き出して、その写真が人の目に留まり、誰かの心を動かす、そんな瞬間が、一人でも多くの方に訪れたら本当に幸せです。

背景紙を通じて、皆さんの創作やお仕事がもっと輝きますように。

撮影が少しでも楽になり、もっと気軽に楽しめるものになりますように。

そんな想いを込めて、このブランドを育てています。

Ambiance Paper背景紙で、あなたの作品や商品を楽しんで撮影していただけたら嬉しいです✨

Ambiance Paper

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