マニュアルを超えるための行動指針はSCSE
マニュアル通りでない対応をするときに、基本となる考え方がないと、
行動に一貫性がなくなりバラバラになります。
その決意と柔軟性を持った行動をとる基となるのがSCSEです。
SCSE、聞いたことありますか。
Safety、安全。
Courtesy、おもてなし。
Show、見せる。
Efficiency、効率。
のことを指します。
この順番が、判断基準の順番でもあるのです。
マニュアルで細かく定めても、接客業では、判断に迷うことも起きます。
そんな時のために、事前に行動規範を決めておくのです。それがSCSEです。
何か判断に迷うことが起きたら、
1.安全を優先させる
2.おもてなし、思いやりの氣持ちで接する
3.見せる、清潔に綺麗に、カッコよく素敵に
4.効率よく行う、の順で判断します。
これは仕事でも、家庭でも使える行動規範です。
香取貴信著「新版 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」あさ出版
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生活の中でサービスを受けるときに、たまに効率を優先されると、カチンとくることもあります。それでは困ります。
そして社会の基本となる家庭でも、SCSEは生きてくる行動指針となるのです。
夫婦はもともと他人です。何十年寄り添った夫婦であっても夫と妻は他人です。
もちろん子供も他人です。自分の言いなりにしていい存在ではありません。
人間はみなそれぞれに自分のルールを持っているのです。
自由で自責で生きている自立した人は、当然に自分のルールを持っています。
その自立した人たちが家庭で共同生活するときに、
同じ行動指針というルールを持っているとお互いに安心して生活できるのです。
ましてや会社では、外部に価値の提供をしています。
1.安全優先、
2.おもてなし、思いやりの氣持ちで接する
3.魅せる、清潔に綺麗に、カッコよく、
4.効率よくの順で判断するのです。