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アメカレの4月② ジレンマ

こんにちは!
アメカレCチーム(授業者ではない職員)の今井です。

アメカレには、息子も児童として通っているので、保護者の立場でもあります。

前記事からの続きで、GW前の日々を綴ります。

「お昼ごはんもじぶんたちで作りたい!」
と言ったものの、買い出し〜準備〜片付けまで全部自分たちでやってみると、
アメカレの1日がほぼそれだけで終わってしまう事態に直面した子どもたち。

『畑も進めたいし、逃走中もやりたいし、
 チームを組んでサッカーもしたいし
 遠足の相談だってしたいのに!』

と。他のやりたいことが進まない状況に、ジレンマを感じ始めたようです。(笑)

アメカレに通い始めて1週間が経つ頃、畑を一緒に創ってくれる『ゆもっち』が山梨から来てくれる日程がわかったときに、ついに子どもたちから
「ゆもっちが来る前に畑の開墾を進めたいから、明日のお昼ご飯は[チーム大人]にお任せしたい!」と声が上がりました。
見通しを持つことができてきたようです。

アメカレでは毎日、保護者が[チーム大人]として自由に授業に参画することができます。4月は常に3名前後の保護者が参画してくれていました。

こうして、時に[チーム大人に任せる]という切り札を使って、料理を完全お任せにしたり、時に料理チームと畑チームの二手に分かれたりしながら、活動に幅が出てきた子どもたちでした。

(アメカレの4月③「混沌だからこそ見られた姿」へつづく)