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第78回 ハイパー!みちざね の巻
地方長官の仕事内容は多種多彩で多忙を極めます。ある日、部下をねぎらおうと宴会を開いた道真サンでしたが、そんなところにまで仕事が次々と・・・。
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春に赴任して、今は秋。
役所で部下を集めてささやかな酒宴を開いた時の詩が、今回のネタです。
都では道真も毎回出席していた公式の宴がある日。同じ日に、まるで都をなつかしむかのように酒宴を開きます。
しかし、仕事を忘れてパーッと…とはいかなかったようで。
口を開けば徴税の方法についての議論、 詩を書こうと筆をとれば判決文、という状態・・・(どんだけ忙しいの!)
そんな殺伐とした? 宴の様子が詩に描かれています。
詩の最後は次のような句で締めくくられています。
『今年独対海辺雲』
(今年はひとりぼっち、讃岐の浜辺で雲を見ているんだ…)