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自分を救ってくれた3曲

それなりにたくさんの曲を聴いてきたつもりだったけれど、最近それが実はそうでもないことに気づく。今はとにかく「広く」を意識しているけれど、これまでは本当に「狭く深く」だったんだなあと改めて実感した。

そんな意外と狭い自分のミュージックライブラリのなかにも、特別な曲というのがいくつかある。今回は邦楽に絞って、それを紹介します。


1.カミナリグモ『王様のミサイル』

僕と同郷、長野県のバンド。最初期からある名曲です。浪人中に何度も何度も繰り返し聴いた曲。「戦争と平和」が曲の題材ではあるけれど、直接そこに感じ入ったわけではない。でもなぜかすごく支えになった。そんな曲。カラオケや弾き語りでも歌っていて気持ちいい一曲です。


2.amazarashi『つじつま合わせに生まれた僕等』

学生の頃に出会ってからもう10年くらい、ずっと好きなバンドトップに位置し続けるamazarashi。その初期の曲の、これは新録バージョン。選ばれないこと、無自覚に傷つけられること、報われないこと、そしてそれでも生きていくということ。


不可思議/wonderboy『生きる』

今回挙げる曲のなかでは、もっとも最近出会った曲。谷川俊太郎の『生きる』をフィーチャーしたポエトリーリーディングの傑作。うたう彼はすでにこの世におらず、どこか現在生きる我々に向けたメッセージにも思えてしまう。痛みに押し流されるとき、この曲がいつも錨になって引き止めてくれます。


僕はこんな曲たちに支えられながら、なんとかやっています。あなたの大切な曲はなんでしょうか。

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