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 今朝のアルバイトでカイロを配っていたら、女子高生が私を見た後に私が配っている仕草を真似して揶揄していたらしい。すれ違った彼女から聞いた(同じバイトをしていて、彼女は少し遅れて来る時にその生徒らとすれ違ったのだそうだ)。

 そうやって人を馬鹿にする人生だけ送っていれば良いと思う。そこでどこかで痛い目を見れば良いのだ。その話を聞き、一言、顔もわからない生徒たちに、自分に言い聞かせるように非難した。

 人の悪口は言わないように心に極めているが、どこかふとした瞬間に何気ない一言が誰かを傷つけている。今日だって、女子高生のその態度に自分自身羞恥を覚えて思わず非難を独りごちてしまったが、それだって所詮悪口にしか過ぎず、もしかしたらカイロの配り方に相手を不快にさせるところがあったのかもしれないし自分自身を省みていく必要があったかもしれない。ここでも私の心の余裕のなさが露呈してしまっている。

 悪口は、未熟な人間のすることだと思っている。私も含めて。人に悪口を言いたくなった時、その言葉の中身を自分自身もやってはいないかと我が身を省み、抑え込み、消化する。自分自身に対する悪口も、ただの鬱を呼ぶだけ。反省を繰り返していくことが、私の必要なことで、私が自他に悪口を言わなくなる近道だ。

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