見出し画像

アーティスト名変更しすぎ問題。ーShin Mizumoto


僕はこれまでに
アーティスト名を4回変更した。
必要性があったかと問われると、結果無かっただろう。非常にややこしいことをした。

それでも、音楽活動をやっていく上でその都度考えがあって変えたものだった。

今回はそんな僕のアーティスト名の変遷を、サラッと振り返っていこうと思う。




Shin



2016年9月9日

初ライブが決まった僕は当然アーティスト名が無く、何ならこの時はライブを続けるかも怪しかったので、安直に本名からShinと名乗った。

ありきたりな名前でやだなぁ
と思いつつもライブは終わり…………

先輩方から叱咤激励を受けながら、僕はライブを続けることに。

初ライブの様子については、また別の記事で書こうと思う。


当時の僕はファッションにとことん無頓着だった。だから、ライブの時くらいはカッコつけたい!と意気込んで静岡PALCOのHAREというお店にビクビクしながら入った。

そこには珍しいツバの広〜いハットが。

ハットなんて被ったことないけど、折角人前に出るのだからと、腹を決めて買った。

この帽子が、後のアーティスト名に繋がる。

2016年  初ライブ


帰りがけにスタッフから、例のツバ広ハットを指差し、「スナフキンみたいだね!」と言われた。

特にスナフキンに思い入れがあったわけではないけれど…………、"スナフキン"って覚えやすいかも!




Snufkin




こうして僕は次のライブから早速Snufkinと名乗ることにした。英語表記はせめてものカッコつけだ。

諸先輩からも「お前は背が高いしでかいハット被ってるし名前も覚えやすい!」と太鼓判をいただいた。


ただ一つ、大きな問題が…………。


とある日、先輩からこんな連絡があった。

「お前、明日鳥取でライブすんの?」


鳥取!??  なんぞ!???


よくよく聞いてみると、鳥取のライブハウスのホームページの出演者枠にバッチリ「Snufkin」と書いてあったそうだ。

まあまあまあ…………

有名な名前だから被るのはしょうがないかー、とその時は流したものの………

それからと言うもの、

「東京でライブやんの?  スゲーじゃん!」

「九州進出かー!  頑張ってなー」

などなど。



…………スナフキン、この世に多すぎる😅


Snufkinも周りにかなり浸透していて、自分でも気に入っていたのだが、どうしても被らない名前が欲しくなってしまった。

考えに考えた挙句、思いついたのが


例の非常にややこい名前である。




Amayjigen



SNSを遡ってみたところ、僕がこの名前を発表したのは2018年11月25日の【Story Seller】だった。既に浸透していたSnufkinも、こうして振り返るとたったの2年で変えてしまったことになる。

当時の作詞メモに「雨、異次元」というフレーズがあって、当時の僕はどうもこれが気に入っていたらしい。

「これ繋げたらかっこいいのでは??」
と思うだけならまだ良かった。

「アーティスト名にいいかも!」
と思いついたのが運の尽き。

更にややこしい英語表記で
Amayjigen(アメイジゲン)となった。

上記のライブでのことはよく覚えている。
Amayjigenという名前を一人で勝手に気に入っていた僕は、「重大発表あるよ!」と当日まで焦らした。

そしてライブ当日。

「急ではありますが、
アーティスト名を変えます!」

「アメイジゲンです!」


…………………


(ん?  何て言った?  アメイジング??)

(スナフキンの方が覚えやすいじゃん)

(変える必要あった??)


ライブ中も、ライブが終わってからも
バッチリ非難轟々だった😇

確かに覚えづらい名前ではあるけど、ある意味インパクトはあった様で、この名前もじわじわと浸透していった。

ちなみに、ライブ初期にお世話になった方々は特にスナフキンが尾を引いている。

サナッシュのオーナーさんも今だに「スナフキン」と呼ぶし、後輩からもよく「スナさん」と呼ばれる。

更にAmayjigenになってからは、後輩からは「スナさん」が「アメさん」になり、先輩からは「アメ君」かフルネーム。ごく一部の人からは「ジゲン君」と呼ばれていた。

なんなら自分でも名前を呼ばれて「?」と言う瞬間がある。

自分でややこしい名前つけて、自分でも分からなくなるとは本末転倒だ😂😂


それでもこのAmayjigenという名はありがたいことに多くの人に認知されて、多少の非難は受けながらも、今年に至るまで名乗り続けた。






Shin Mizumoto


2024年4月28日撮影
📸 : 小林の世界


そして今年、ややこしい名前を巡り巡って
本名のShin Mizumotoに変えた。

その大きな理由は、色々な人と音楽で関わる上で分かりやすい名前の方がいいと思ったからだ。そう、分かりやすいに越したこたぁないのだ。(白目)

僕は今音楽理論を勉強していて、色々な人と音楽を作りたいと考えている。あわよくば即興でセッションしたり、客演でギターやピアノを弾いてみたい。

例えばクレジットで「Amayjigen」で表記すると、悪目立ちする上に一人だけ読めない、ともなりかねない。
近々活動を始める予定のとあるユニットでも、その議題があがった。

ソロで「Amayjigen」だと印象が強く残るだろうけど、人とやるとなると、なかなか馴染んでくれない。

そのため真ッ冬では、
キーボード「山崎啓」
ギターヴォーカル「水本伸」
と漢字表記で合わせている。

今後の活動や、個人的な願望込み込みで
本名に変更したのだ。遍歴がややこしかっただけに、こちらの本名はすんなりと浸透していくことを願う。





最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

本当にライブ関係者の方々には、ややこしくてしょうがないかと思いますが😅

改めて
「Shin Mizumoto」で活動して参ります。

帽子を外して心機一転!
今後ともよろしくお願いします🔥🔥


また、次回の記事でお会いしましょう。


それでは🐳


Shin Mizumoto.

いいなと思ったら応援しよう!