禁酒1日目
なぜ禁酒にチャレンジすることにしたのか、まずは経緯を述べていきたい。今は二日酔いでこの記事を書いている。
前日は多摩川の河川敷で外ご飯を食べた。
東京都では、二度目の自粛要請が通達されたことにより22:00に閉まる店が多く、仕事で遅くに集まる友人との外食に悩まされていた。
「キャンプってほどではないが、河川敷で外ご飯しよう」
友人は最近キャンプを始めたためか、外で夕食をとることに凝っているそうだ。それも今の自粛期間ではちょうどいいと、車に乗り3人で河川敷へ向かった。
「外ご飯」と言っているくらいだから、酒を飲まない友人がいる。
友人「マサ」は車を所持しており、あまり飲酒しない。私自身、マサと二人で遊ぶときは飲酒しないことのほうが多い。だが、「タナベ」がいると話は別だ。タナベと遊ぶときは記憶がなくなるまで飲むことも多く、よく二日酔いになっている。
マサは車を運転しながらいった「今日は車だし、飲まないでほしい」
タナベと私は驚愕した。河川敷で外ご飯とは文字通り、外なのに酒を飲まないなんて正気かと、意義を申し出た。
「あまやは酒癖が悪いから、酔ったら車に乗せたくない」
「たしかに酒癖悪いけど・・・。そんだけ言われたら気をつけるから飲ませてよ」
祈りが通じて、500ml缶、350ml缶、焼酎720ml1本の約束で外ご飯が始まった。メスティンでの豚白菜ミルフィーユ、ソーセージのボイル、オススメ袋ラーメンとキャンプ飯を食べては飲みを繰り返した。寒さも相まってお湯割りがどんどん進む。
事件は起きた。
記憶がなく、気づけば家の近くのコンビニだった。何があったか覚えていない事件だ。マサの機嫌は当然悪い。
そして迎えた朝は二日酔いである。きっと失礼をしたに違いない、覚えているじんわりとした罪悪感で胸が苦しい。すぐに謝らなくてはならないのに携帯電話に手が伸びない。
呆れられてるに違いない。結局酒癖が悪いじゃないか。
心が苦しい。
私は今日から誰かの許しなく酒を飲むことをやめる。自宅での飲酒を控え、友人に「飲もう」と言われるまで飲酒しないとここに誓う。社会人であるため付き合いで酒を飲む機会はあるが、飲み会自体この時期で少ない。
酒を飲んでる私は自分の一部だが本当の私ではない。普段は酔っていないほうが長いのだ。一部の自分との付き合い方を今一度見つめ直し、普段の自分で付き合っていきたい。
まずはこの記事を友人マサ読んでいただき「禁酒2日目」の記事を更新していきたい。