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私は宇宙人を信じている
あなたはUFOを見たことがありますか?
私はありません(ないんかい。)
しかしUFOを見たことがあるという人は世の中に結構な数いて、一番身近なところでいうとそれは私の友だちの友だちほどの近くにいます。なんと彼女はUFOを見ただけでなく、UFOに乗せてもらったとのこと!( ゚д゚)
彼女は松本駅の広場でUFOに乗り、松本平を周遊して、上空からその夜景を見せてもらったという。この話を他の友だちにしたところ、「で、帰りは家まで送ってくれたの?」と。いや、そーゆーんじゃねーんだよ。(バシッ)
このエピソードの真偽はともかくとして、私はUFOを見たことも、まして宇宙人に会ったこともないのですが、宇宙人は絶対にいると思っています。
宇宙に他の生命体がいるのか?
地球に生命が誕生する確率は、バラバラに分解した目覚まし時計を25mプールに投げ込んで、水流だけでもう一度組み立てられる確率と同じだ、という話があり、まあここ地球が奇跡の星であることは確かなのだけど、ではこの宇宙に星がいくつあるかと言うと、地球上にある砂の粒の数より遥かに多い数あると言われていて、こうなってくると途方もなさすぎて死にたくなってくるような。(調べていて本当に鬱になった)
広大すぎるこの宇宙に、地球人以外の宇宙人は、、たぶん絶対必ずいる。
『奇跡のりんご』で知られる、りんごの無農薬栽培を日本で初めて成功させた木村秋則さんは宇宙人に会ったことがあるそうで、この本の中にも、宇宙人と交流した日のことが書いてあります。
夕方、何時頃かな、もうあたりは薄暗くなっていた。畑仕事が終わって、家に帰ろうと思って、軽トラの運転席に座ったの。そしたら、目の前に人が立っていている。妙な人だった。全身が銀色に光っていて目も鼻も見えないのな。その銀色の人が、フロントガラス越しに、じっとこちらを覗き込んでいる。私、動けなくなってしまってな。目だけ動かして、何をするつもりだろうと思って見ていたらさ、なんと私のリンゴ畑に入っていくんだ。葉っぱが落ちて、荒れ放題の畑にな。それでさ、ものすごいスピードで畑の中を走り回っているんだよ。それから、ふっと消えたのな。
本の中には他にも、木村さんが宇宙人に連れ去られ宇宙船の中で「地球のカレンダー」を見せてくれたというエピソードも書かれています。
読む人が読めば「何を血迷ったことを。」「新手の宗教?」なんて思うかもしれませんが、私は彼の話はあながち嘘ではないと思っています。不可能と言われた、完全無農薬でのりんご栽培を成功させ、ついにはりんごと意思疎通ができたという木村さん。彼ならば、そういった「繊細な世界」と交信することは、不可能ではない気がするのです。
宇宙人がいるとして、地球に来ているとして、なぜ地球に来るのかというと、よくSF映画で描かれる、地球上を滅ぼしに来たとか、資源を掠奪しに来たとか…そういう理由では決してないと思います。
宇宙を移動して他の星に行くというのは相当な技術を要することで、そんな技術を会得するまで進歩した星ならば自分の星の資源を食い尽くす前になんとかなっていたはずで、わざわざ遠くの星に行ってまで何かを奪おうという発想には決して至らないはずです。
つまり、地球に来れる時点で、地球人に危害を加える動機なんて持っているはずがなく、彼らは、地球人より遥かに進んだ「文明」と「精神性」とを持ち合わせているはずなのです。
そのことをより分かりやすく語っているのは『アミ小さな宇宙人』という本です。
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これは宇宙人アミと地球の少年との交流を描いた物語なのですが、この本が言っているのは要するに…
「科学の進歩と愛の進歩は伴っている。さもなければ、その星は滅びの道を辿る」
ということです。
初めてこの本を読んだ時、このメッセージに強く共感しました。
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90年代に作られた映画『コンタクト』にも似たメッセージがあります。ある女性の科学者が、宇宙船に乗り他の惑星に行くお話です。飛行先では宇宙人と実際に対峙するのですが、その宇宙人から何を教えてもらったかというと、ごくごくシンプルなことで、彼女はそれを「ありふれた愛」として受け取った、というようなお話です。無条件の愛、言葉にならない「美しさ」。あるいは「懐かしさ」。。機会があったらぜひ見てみてください。
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まあとりあえず、宇宙人はいる。
そして地球はまだ、ごく発展途上の星である。
ではなぜ私はUFOを見ることができない?
なぜ宇宙人と会えない?
それは、会う理由がないからなんだな、と思う。彼らが私に伝えなければいけないことは今のところない。私が彼らから受け取れるものは今のところないのだなぁ、とか。でも、会ってみたい!なんていう好奇心も多少あり。。こんな邪念だらけの私を彼らは相手にしないだろう、きっと。でも、宇宙人と会った暁には、彼に教えてもらったことを漫画にしたい。
でも考えてみれば、そんなものは案外もうすでにこの世にたくさんあるのかもしれない。宇宙と交信した作家・漫画家・芸術家。要は、読んだ人がそれを「受け取れるかどうか」ってだけの話で。。
だとすると宇宙人と会ったとして、彼に何かを伝えられたとして、それを受け取れるかというと結局こちら側の「心」次第である。じゃあ、宇宙人に会うか会わないかなんて、たいして重要なことではないじゃん、なんて思う。結局いろんなことが、「心」の問題なんだ。
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地球に住む人が、「我々は宇宙的な存在なんだ」と気付いて、争いをやめこの星を愛し生きる世界が、いつかやってくると思う。それに足りないのは、科学の進歩なのかな、それとも『アミ』のいうところの、愛の進歩なのかな。。
『天空の城ラピュタ』では、かつて偉大な文明を築いた一族は、科学の進歩を放棄し、土地と共に生きることを選んだ。天空の城(科学)は崩壊し、しかし大木(生命、自然)は滅びなかった…。
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私は、平和に生きることが必ずしも「科学を捨てる」ことではないと思うけど、いずれにせよ人間は「精神の進歩」を捨ててはいけないと思う。ここに今世紀の課題があるのかもしれない。
知れば知るほど、この星は問題だらけだ。しかし、現在この星が破滅に向かっているかというと、そうとも限らないと感じている。
数年前にヒットしたビジネス本『FACT FULLNESS』では、“人間はネガティブな出来事に関心が向きがちだけれど、貧困・教育・環境・医療…あらゆる分野で世界は確実に良くなっている”、ということを伝えている。
ちょっとずつ、だけど、この星は進歩している。私たちはどこまでも、「今までにない」世界へ歩いてゆける。
私たち、どこに行くんだろう。
宇宙人に教えてほしい。
いや、やっぱり教えてくれなくてもいいかな。
という話。
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