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踊りのこと

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踊りについて考えたことや、見た舞台について
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#MelodyCup

『Melody Cup』 高嶺格

※こちらは2011年2月20日に書いた過去の記録です _______________________ ・LEDを持った男の人。裸で、震えている。 ・影絵とリズムで始まって、ひとりずつ踊りながらマイクで自己紹介。 ・ディーバさんのTV番組。かけ離れた翻訳をする司会者。 司会者がお客さんにマイクを向けた途端に、舞台という架空の場所が現実に降りてくる。ゼロであるはずの自分という受け手が急に現れる。 こういうふうに舞台上からお客さんに急にふる、という演出はいくらもあるけれどそれ

¥150

破裂の瞬間、Melody Cupのこと

書いておきたいような、でももうちょっと煮詰めないと書けないようなものごとがあって、じゃあしばらくはそのことをなんとなく頭の片隅に置きながら機会があればそこにちょっと立ち寄りながら普通に生活してみようか、普通に生活しながら気になる本を読んだりはっとするものごとに心を留めていればそのことがだんだん味付けされてくるかもしれない、とも思う、けれどそういうことをしているときっと私はこのことを忘れてしまうんだろう。 だからといって中途半端なことばにしかならないうちにそれを誰かが読めるかた