開業準備13 建物の見積もり書
事業用の融資も通ったので
次は住宅ローン本審査の準備をしています。
かねてから打ち合わせを重ねていた工務店さんとも図面が決まり、窓やサッシ、ドアなど内装の仕様も打ち合わせで選んで進めてきました。
そして、仕様が決定した後の総額の見積もり書をいただきました。
んおおおお!?
住宅ローン事前審査の段階から
プラスでかなり見積もり額が増えてしまいました…
薪ストーブ入れたい
お風呂には換気の窓欲しい
洗面所は九谷焼きの洗面ボウルで
壁の一部は自分でぬりたーい
など、さんざんわがままを言ってしまったこと
さらに
契約した土地では下水が通っておらず、
浄化槽の導入が必須事項。
さらには地盤調査の結果土地改良も必要…
土地改良費は見積もりに50万入っていたのですが
今回は68万円、土地改良にかかるそうです。
浄化槽も絶対いるものなので
他で予算を削っていくことに。。
2階の住居スペースは壁を取り払い
ワンルームのような図面に。
ドアなどのグレードも少しさげてもらいました。
1階はお客さまが使うところなので
なるべく削りたくなかったのですが
薪ストーブは今回諦めました。
いつかつけられる日を夢見て、薪ストーブを置くスペースと煙突のスペースはあけておいてもらいました。
それでも借入予定金額をオーバーしていたので180万ほど自己資金を増やすことで(ヘソクリつかいます)
借入予定金額をそのままにして住宅ローンの本審査を通すことにしました。
今回、お世話になる工務店さんのつくる建物が大好きなので、
工務店さんと気持ち良くお仕事できるよう、予算を削ることをしたくなかったのですが
住宅ローンと事業用ローンを併用することもあって
私の力では借入金額を増額することができませんでした。
情けないです。
例えば、ローンの借入金額が200万や400万、と増えると
月々の返済額も1万、2万と増えるのです。
1万も2万も返済するにはケーキを一体何個売ればいいんだ…
1万も2万も売り上げを出すための製造が私一人でできるのだろうか?
と、考えた時の答えはNOでした。
借入額を増やせても、返済できるか?と考えた時
事業計画書以上の数字はリスクがある、と思ったのです。
例え何かがうまくいって利益が出たとしても
製造するための労力は増えるわけですから
私の体力や精神力は削られ、長くは続かない数字だと思いました。
今後スタッフが増え、たくさん作ることができる設備や利率のいい商品開発ができるようになるまでは辛抱だと思いました。
これは家族と約束をした、
「背伸びをしない」
「無理をしない」
という約束が頭にあったからです。
正直に工務店さんにこのお話しをして
可能な範囲で金額を抑えてもらいました。
気持ち的にはとても苦しかったのですが
担当者様にも励ましてもらって
なんとか、お互いの納得する形でまとまり、
建築請負契約書を交わす流れになります。
工務店さんには本当に無理ばかり言ってしまって申し訳ないのですが
その度に優しく接してもらったり応援してもらったりと、本当にお世話になりっぱなしです。
まだ建物が建ってないけど、ここの工務店さんにお願いしてよかったと心底思います…
私の施工会社さん選びの直感に間違いはなかったとここは自信持って言えます!❣️
建築請負契約書と
土地の契約書は住宅ローンの本申込で必要な書類なので8月に入り、お盆休みもあったのでちょっと急ぎ足で打ち合わせ進めました。