ひとり一世界

よく『話さないと相手の気持ちなんてわからないよ』とか言いますよね。
話してもわからないことばかり。
でもぶつかりあってみて、相手の状況だったり、真意みたいな(表層でも)ものを受け取れることはたくさんあります。
私は私の日常の中で生きていて、ふと疑問に思ったことを夫に話しました。
するとどんどん二人を包む空気は濁り、しまいには感情的というか、お互い言いたいことを言いたい状態に。
これでも少しは聞けるようになったとは思います。以前なら、絶対に自分の話しを最後まで、自分が納得するまで吐き出したかったし、相手のエネルギーをすべて奪い取って憔悴させるいわゆるエネルギーバンパイア的なそんなことを夫に対してはしていたと思います。
余談でしたが、、、、、
結末として、相手は【良かれと思って】私に話さないようにしていて、ストレスをため込んでいたことがわかりました。
私としては、もっと早く言ってくれればこうするといいよ~ってただ言えたのに、、、みたいな。
あるある。
良かれと思ってということはしないほうが良い。
良かれっていうのはあくまで、自分が勝手に相手に対して感じていることを体言しているだけであって、まったくもって相手のためでもなかったりします。
私は何ともない日常を送っていた中、夫は一人でそわそわしたり、何ならストレスマックスで会社でブチ切れたそうです。。。はぁ。
まぁこれだけ人は同じ空間にいても、違う世界を歩んでいるということです。
まったく同じ時間に同じ場所にいても、一人ひとりに一つの世界があるのです。
じゃあ分かり合えないじゃん!!じゃあ寄り添えないじゃん?みたいなことも思うかもしれません。究極に言ったら、分かり合うっていうのはたしかに難しいかもしれませんね。
でも分かり合おうとする、相手を知ろうとすることはできると思います。
一人ひとつの世界と思うと、よいもわるいも正義も悪もなくて、それぞれというか、いろいろな見方ができて、ふ~んおもしろいね、なんてこの地球を楽しめるかもしれませんね。
そうなるまでにはまだまだですが、少しはそんなことを感じた今日でした。

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