バウWSの殉情、観てきました!!!
花組バウワークショップ、『殉情』観てきました!!
主演帆純まひろ、と発表された瞬間から「絶対観たいぃぃぃぃぃぃ」と願い、観られました。神さま、ありがとうございました。
『殉情』も観たし、新しい宝塚ホテルにも泊まったし、色々出会いもあったりで楽しい日々でした。あー楽しかった!というわけで観劇記というより旅行記です。
①タカホに泊まりました!
旧タカホは何度か泊まりましたが新タカホは初。私は梅田泊が結構好きなのと新タカホはお値段が……なかなか敷居がお高いのですよね……わたくしには。。
しかし、帆純まひろくん主演のバウというお祝いも込めて、前半はシアターヴューという高価格設定部屋、後半はスタンダード部屋に泊まりました。
結論から言って、私はシアターヴューじゃなくていいかも。
というか、シアターヴュー側のお部屋で武庫川寄りだったということもあり、朝6時半になるとラジオ体操の音楽で起きちゃうの。川べりに集まってラジオ体操、しまった、私も向かわねば!!
って、なるかーい!!!!
私はシアターヴューでなくてもいいかな……お部屋の設備は同じでしたしね。
朝食は和食、洋食と選べます(2,000円くらい)。
私は朝はさほど食べられないので……完食にはいたらず……もったいないことをしました。
②食べました。
それなりに滞在してたのでそれなりに食べました。観劇疲れもあって、和食とか食べたくなります。
1、花唄でくずきり
宙組芹香斗亜さんのご家族が経営されているお店。予約してなくてカフェメニューのみ。で、くずきりいただきました。美味しかった。
今度は予約してお食事をいただきたいです。丁寧なお料理がとても美味しそうなのです。
2、イタリアン/タカホ向いの「気ままなヴェニス」
なかなか美味しかったです。私はリゾットが好き。お値段はそこそこ。二人でサラダ、お肉とリゾット頼んで5,600円くらいでした。
3、水(水夏希)さんおすすめの「蕾」
わー、こういうのが食べたかったです。疲れたら和食がいい。
1,400円くらい。一人でも入りやすいので次にムラにきたら、また来よう。ただしカード払いはNG。お米と一緒にはいってる揚げ物が美味しかったです。
4,Tea House SARAH
サラのロイヤルミルクティーが飲みたかった!というわけで、お腹もすいており、アフタヌーンティーセット頼んだけれど、観劇後の感動で胸がいっぱい……というわけで、次はもっと量のすくないものを頼みます。ごめんなさい。
ボリューム的にとても追加できなかったのですが、次はシナモントーストを食べたい。私、サラのロイヤルミルクティーとシナモントーストが好き。
5,ルネサンス/タカホラウンジ
タカホ泊で大変便利です。ミュージカル アフタヌーンティーセットとか、イブニングプレートとか、複数回利用しました。でもおしゃべりメインになるからもっとシンプルなものを頼めばよかったかな……気になる食品ロス。
ちょうど、旅割みたいなのでクーポンもあり、気持ちはタダメシみたいな感じではありましたが。
6、宝塚阪急の銘菓銘品コーナー
これが非常によろしくて。ふらふらっと夕方に行ってみたらあらまあ、美味しそうなお饅頭さんがいらっしゃるではないですか。満月堂の豊助饅頭。お初にお目にかかりました。
早速購入。うまい、うますぎる!豊助饅頭。あっさりした漉し餡を薄皮で包んだ軽やかな味わいの品のよろしい蒸し饅頭。
あんこが上品で結構ぱくぱく食べられちゃうのです。美味しかった~。
うーむ、宝塚阪急。おぬし、なかなかやるな。
というわけで早速、もらってきちゃったもんね、予定表。
おおおお、久しぶりに出町ふたばの豆餅が食べたい!!!というわけで。。
じゃーん!!
早速買いに行ってしまいました。うまい、うますぎる!!!宝塚にいながら出町ふたばの豆餅が食べられちゃうなんて!!!ほどよい甘さの上品な豆餅(普段食べてる豆大福ががつーんと来る甘さなので。もにょもにょ)。
ご馳走様でした。相変わらず美味しかったです。
③清荒神へいきました。
タカホからてくてく徒歩で行ったのですが、足が痛くなった……でも、しっかりお参りしてきました。昔懐かしいお土産物屋さん的なお店が並び、ハブ酒とか占いとか饅頭とか。早朝すぎてどこも開いてませんでしたが。
④原作を読みました。
高校生のころに読んだきりで、当時、わからなくもないけど、よくわかったとも思えない…という印象。で、『殉情』履修済の初老の私が読みました。
すごい…!すごい面白いよ……!潤ちゃん(谷崎潤一郎)最高!!!!!
宝塚の「殉情」はどストレートに、春琴を大好きな佐助と盲目の令嬢春琴のお話でしたが。
原作のこの感触の気持ち悪さよ……最高すぎやしませんか?
佐助が変態なのは大前提。変態佐助をお話の拠り所にした構造が面白くて「何が本当かわからない……」という語り手の視線がぐらっと歪む構造が素晴らしい……。ちょっと気持ちの悪いミステリー寄りのホラーのようでした……(桐野夏生さんの『グロテスク』を思い出す)。
読み進めていくうちに「佐助という人間の底の見えない気持ち悪さ」にぞわあああああああっっってきます。
春琴への印象が全く違うものになりました。
きっちりそのあたり説明しちゃうとこのnoteが長くなってしまうため割愛しますが、私が見た帆純まひろくん主演の「殉情」とは全く別の世界が広がっていました。
舞台とは味わいが全く異なるのですが原作は超ド級の面白さでした。
⑤もちろん舞台も観ました。大満足。
食べ物とかタカホのことばっかりでしたが、しっかりちゃんと観られました。丁寧な役作りに大好きな帆純さんの主演の嬉しさも手伝って、楽しかったです。満足のゆくまで観劇しました。いやあ、主演っていいですねえ……しみじみ。大変満足です。
⑥占いもしてもらいました。
千秋楽の夜にふらふらふら~と歩いてたらカフェのようなお店の扉が開いて「占いしていきませんかー?」と声をかけられて、まあ、ご縁かなとふらっと入りました。
そして
「今の仕事をしながら、別の勉強をしましょう。その先は収入につながります」
………ほ、ほおおおおおおお。。
「今からだと遅すぎる気がするんですが…(初老)」
何言ってるんですか、まだまだよおおおお!と思いっきり背中を押していただきました。コツコツ頑張るしかない。
⑦全ツも行きました。
ほんとは大劇場で雪組観てるはずでしたが、このチャンスを逃すと花組の全ツは観られない……というわけで、急遽、神奈川へ。ドストエフスキーの『白痴』大好きッコだった過去を持つ私は「柴田先生の白痴への思い入れ」の強さを感ずるところが多く、胸がいっぱいになりました。
しかし、ひとこ様のご遺体の扱いがミスなのかと非常に気になりましたが、あれでよいらしいと聞いて、なんか微妙な気持ちに。柴田先生、どう思われるのだろうか……。
ショーは大劇場や東宝で観たときよりも面白く感じて「これは全ツ向けなのかも」という気すらしました。本公演として観ると、ちょっとテーマがよくわかんないし、散漫なショーだなという印象だったのですが、全ツで回るにはちょうどいいのかも。
⑧中華街で餃子も食べました。
神奈川県民ホールを後にしてそのまま友人と中華街の山東へ。
やっぱり水餃子が美味しい。
生地がもちもちなのとにらたっぷりの餡が美味しいですよね。友人が干し豆腐、五目焼きそば、豚の角煮、ときて水餃子を一口食べたときに
「あ、美味しい」
と言ったのがすべてを物語ってると思う。そう、山東の餃子は美味しいのだ、思わず声がでるくらい。
私は中華料理は干し豆腐が好きなのでいつも頼んでしまいます。中華で前菜といえば干し豆腐と思い込んで数年。これは新宿の東順永の干し豆腐が美味しすぎたため、それ以来ずっとです。
(写真は山東の干し豆腐)
近日中に行きたい東順永。絶対また行くぞと誓いをたてたので執念でリンク張る。
山東でお腹を満たし、友人とゆっくりおしゃべりしながら帰路につきました。次は蓬莱閣でも餃子が食べたいな。
春にバウWSの主演が発表されてから、10月を目指してきた2022年。
花組は休演の嵐だったり、色々大変なことばかりでしたが、それでもよい年だった!2022年!そんな思いで〆ることができるバウホール公演でした。よかった、よかった。(食べ物の話ばっかりだったけど)
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