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自分について物語ってみます 大学生編8 ~流れに身を任せる~

おはようございます。林海渡(はやし あまと)です。

短期連載シリーズ自分物語。親からの支援もあり、活動を再スタートできるようになったカナダでの暮らしについて今日はつづります。

カナディアンロッキーに移住する

親から支援を頂いた後、まずはお金を工面するためにトロントの日本食レストランで働き始めました。

ただ働きながらも、自分の英語スキルの向上の為に、ネイティブの方が働いているレストランや、企業へのアプローチは続けていました。

そんな時、たまたま地下鉄の広告で、ジャスパーのロープウェイ会社が人を募集しているという記事を見ました。

因みにジャスパーはリゾート地であるバンフの北西に位置している町であり、日本でいうと長野県や山梨県のような町です。

それまで僕はトロントでしか働くことを考えておりませんでしたが、よく考えればワーキングホリデービザはカナダ全国で適用でき、トロントに拘らなくてもいいんだと、そのとき気づきました。

そして、そのロープウェイ会社に電話で働きたい意思を伝え、面接の可否を聞いたところ「Come to Jasper(ジャスパーへ来なよ)」と一言伝えてもらいました。

「それは、採用ということですか」と尋ねると、「一緒に働こう」とあっさりと採用を頂きました。
今まで、トロントでは再三面接で断られてきたので、こうもあっさりと決まるのかと驚きでした。

ただ、そのあと「来週から来れる?それだったら一緒に働けるよ」と条件を付けくわえられました。

そもそも、この電話をした時にはジャスパーがどこにあるか分からない。また来週引っ越すための手続きもよく分かってませんでしたが、何故かこのチャンスを断ってはいけないと思い「Yes」と即答。そこからすぐに引越しをする手続きをしました。

因みにジャスパーは、トロントから電車で4日間かけていきます。飛行機でも行けるのですが、費用が高く乗り継ぎなどをしていると結局3日間かかる。

国内の移動で4日もかかるなんて、、、さすがアメリカ大陸!と思ったのを覚えています。

こうして、急に僕のワーホリ生活が急変します。
トロントには合計で2カ月間いて、そこからジャスパーでの生活が始まります。
見たこともない、何があるのもしらない、そもそも本当に働かせてもらえるのかも知らない、誰がいるのかもしらない、そんな不明確な要素ばかりでしたが、ジャスパーへの切符を手に、電車に乗り込みました。

Spice Up Your Life

人って追い込まれていると、思い切った行動をとることができる。
冷静な判断ができていないと言われるかもしれないけど、冷静に判断しても間違いを犯す程度のレベル(僕)であれば、思い切った行動をするのも全然ありだなと思います。

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