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人口減少を続ける日本と、各スポーツ競技人口を調べてみました

こんにちは。林海渡(はやし あまと)です。

今回は、人口減少が続く日本に於いて

メジャーなスポーツの競技人口の推移を調べてみたので

共有していきたいと思います。

また、そこから考えられる労働人口の減少について

自分なりの意見をお伝えしていきます。


1. 結論

各スポーツの競技人口は減少するものの
それとは反比例し、世界で活躍する人材が増加している.

これは「労働人口」の面においても、同じことが言えると思う。

2. この記事を書こうと思ったキッカケ

僕はMLB(メジャーリーグ)が好きなのですが
大谷選手を始め、沢山の日本人選手が活躍し、日米両方で
過去の日本人が持つ記録を塗り替えていっています。

ただ、一方、野球人口は減少しています。

野球人口は減少しているにもかかわらず、パフォーマンスを高く発揮する
選手が増加しているのを見て、

労働に関しても、人口の減少が必ずしもデメリットばかり生むものではないのでは?と思い、この記事を書くことを決めました。

3. スポーツ 競技人口の推移

・野球

野球人口の推移は2000年以降、下記の通りとなります。

2000年:597万人
2010年:467万人
2020年:300万人
2022年:268万人

笹川スポーツ財団(20歳以上、年1回以上の野球実施室の推移)

なんと、2000年と現在を比較すると、競技人口は約半分となっております。

2000年代、海外ではイチロー選手、松井選手等、沢山のスター選手が活躍していました。

一報、野球人口が半分になった現在でも、大谷選手、ダルビッシュ選手を初め、国内外で沢山の選手が活躍しており

最高球速(160キロ以上を出す投手が沢山)の更新

本塁打(村上選手がシーズン56本の本塁打、大谷選手のMLBでの本塁打王)

等など、多くの点で、過去の成績を上回っているところがあります。

すこし浅はかな意見かもしれませんが、競技人口が減ったからと言って

日本の野球の国力が落ちたわけではなく、むしろ向上しています。

これは、言語化することは難しいかもしれませんが

皆さんも肌感覚で感じるのではないでしょうか。


・サッカー

サッカーの推移は2000年以降、下記の通りとなります。

2000年:219万人
2010年:478万人
2020年:372万人
2022年:309万人

笹川スポーツ財団(20歳以上、年1回以上のサッカー実施室の推移)

野球とは異なり2000年~2010年にかけて競技人口が2倍以上になっています。

これは2000年以降のWCUPにおいて、日本人の活躍が多くなり
且つ、海外でプレイする選手が増えたからではないかと思います。

2010年と言えば、本田選手、香川選手を初めとした多くのスター選手が
活躍していました。

ただ、競技人口が100万人以上減少した今でも、欧州のリーグで活躍する選手が多くいたり、また直近のWCUPでは強豪国であるスペインやドイツに勝利したりしています。

野球と同じく、競技人口が減少したからといって、サッカーの国力が落ちたわけではなく、むしろ向上したと思います。

・バスケットボール

バスケットボールの推移は2000年以降、下記の通りとなります。

2000年:169万人
2010年:208万人
2020年:197万人
2022年:237万人

笹川スポーツ財団(20歳以上、年1回以上のサッカー実施室の推移)

なんと、バスケットボールの競技人口は、野球やサッカーとは異なり
この20年で緩やかに増加しています。

八村塁選手を初めとしたスター選手、スター候補選手が
ここ数年で沢山生まれており、最近のWCUPでは格上の相手を倒す
ジャイアントキリングを披露してくれました。

バスケットボールに於いては「競技人口の減少」は当てはまりませんが
野球、サッカーと同じく、バスケットボールの国力も徐々に上がってきていると思います。

・競技人口や子供の数が減少 → なぜパフォーマンスは上がるのか

バスケットボール自体は競技人口の減少は当てはまりませんが、スポーツ業界全体に於いて、競技人口、またこれからの未来を担う子供達の数が減少している中、なぜ、パフォーマンスが世界と比較して上がっているのか。

パフォーマンスや結果が向上していることは事実なので

「競技人口や人口減少における、パフォーマンスの低下」は
必ずしも成り立たない

ということが言えると思います。

競技人口が減少使用とも、今は、ITやSNSを使用し

様々な有益な情報に、スピード感を持って触れることができます

つまり、より上手くなれる方法や、自分よりも成果を持っている人の

練習方法や、考え、それら全ての情報へ簡単にアクセスできます。

これが、人口減少が進む日本において

昔よりも、海外と比較し、パフォーマンスが高い人材が輩出されている

要因かと思います。

(もちろん、テクノロジーの発達により、技術は競技者全体で発達しています。が、ここでは他の国もそのテクノロジーの恩恵を同じく受けている中、日本の選手のプレゼンスがなぜ相対的に向上しているのか?について話をしています)

このことから

労働人口の減少=日本の経済力・国力の低下は
必ずしも成り立たない

という、僕なりの一つの考えが生まれました

確かに、労働人口が減少すると、労働者が減少し

生産や売上に影響はしますが

その点はスポーツと同様に「良質な学び」を得て

実践し、改善していく。

これを繰り返すだけの題材は沢山身の回りにあるので

1人当たりのパフォーマンスは、より高まっていくと思います。

4. まとめ

スポーツと同じく、仕事やビジネスにおいても

どれだけ「良質な学び」を吸収し

過去の自分と比較し、周囲の人と比較し、世界と比較し

自分を成長させていくか、、、

それが今後の日本の経済においては大切なんだと思います。

スポーツと違って、ビジネスマンの戦闘力は

中々、表立って見えにくいですが

野球やサッカー、バスケットボールと同様に

過去以上に戦闘力が高いビジネスマンが、沢山、今の日本では

生まれていっているのではないかと思います。

ビジネス、つまり仕事は、生涯スポーツです

30代、40代、50代になっても、どんどん戦闘力を伸ばすことができるので

僕自身も、日々学び、挑戦し、沢山試行錯誤して

より戦闘力を高めていきます。

すこし、まとまりがない最後になったかと思いますが

今回も、僕の記事を読んで頂き、ありがとうございました。

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