天皇陛下の存在を、分かりやすく伝えると?
あなたに流れる和のDNAを
アクティベート(活性化)させたい!
〈アマテラスのカガミ〉案内人の
UZUME(ウズメ)です。
今回も天皇陛下について
よく知らない人向けに
記事を書いていきたいと思います。
天皇陛下の存在は、富士山に似ている?
余談ですが
この夏、初めて山梨県行き
富士山ビューのお部屋に泊まりました。
広い庭園のある立派なお宿です。
残念ながらお天気は今一つで
富士山を堪能できる感じでは
ありませんでしたが
ときおり優美なお姿を
見せてくれる瞬間もありました。
そのとき感じたこと。
これが、日本と日本人にとっての
天皇陛下の存在なのかも?
つまり…
毎日お姿を拝見できるとは限らないし、
いらっしゃるのかいらっしゃらないのか
時々わからなくても…
そのお姿をお見せになったときの
存在の偉大さと、
おだやかな佇まいに
心が洗われるとともに…
見えないときもじつはそこに
どっしりと存在しており、
私たちを見守り続けてくれている
心の拠り所であり、
癒しでもあり、
その存在なくては日本が成り立たない。
そんな風にイメージすると
天皇陛下が日本人にとって
どんな存在なのか
わかってもらえるのではないでしょうか?
少なくとも、
たまに誤解している人がいるように
天皇は
日本の支配者
ではありません。
天皇陛下の存在は、「権威」であって「権力」ではない。
日本は
「権威」と「権力」を切り離すことで
長く国体が続いてきたと言われています。
他国では権力者が変わったら
それまでの過去の権威を否定することで
自らの権威の正当性を主張しますが…
日本では
権力者が変われども
権威はずっと天皇が持ち続けてきました。
だからこそ万世一系の皇統が
2600年以上、126代にわたって
現在まで続いています。
そんな統治システムを
編み出した我が国のご先祖様って…
賢いですよね(*´∀`)♪
さすが我らのご先祖さま。
もちろんこの長い歴史の中で
蘇我入鹿(600年代)、
道鏡(700年代)、
後醍醐天皇(1300年代)、
足利義満(1300〜1400年代)
戦後のGHQによる宮家廃絶など、
皇統の危機と呼べる状況は
何度か起こっていますが
今のところ
しのいできている!
のが我が日本です。
これからも維持できるかは
私たち次第です。
天皇陛下の存在と日本という国を知るために必要な、「ウシハク」と「シラス」という考え方。
明治憲法をつくる中心人物だった
井上毅(いのうえこわし)氏は
そのために日本の深く長い歴史を学んで
ハタと気づきます。
なんかこの、
「大国主神の国譲」の故事にある
「シラス」と「ウシハク」という言葉って
メッチャ尊くね?∑(゚Д゚)
そしてこう結論づけたそうです。
シラス(治す・知らす)→ 人の心を知りそれを鏡のように映し出して、世を治めるという考え
ウシハク(領く)→ 領有する、占領する、支配するという考え
天皇陛下は日本を統治するんだけど
ウシハクではなく
シラスによって
国を治めるんですね。
はるか昔から。
だから日本神話における
仁徳(にんとく)天皇の
「民のかまど」のような治世が
日本では理想とされます。
仁徳天皇が高台に登ったときに
人々の家のかまどから
煙が立ち上っていないことに気づき
租税を免除し、
民の生活が豊かになるまでは
自らの生活も倹約し
ボロボロの宮殿で過ごした
というホロリとするお話です。
財務省や国税庁でも
このお話を毎日
聴いていただきたいですね(* ^ー゜)ノ
✨我々のご先祖様が
大事に信じて守ってきた
「我々の物語」を敬う✨
ここが日本人としての
大切な土台だと思います。
富士山について余談ですが、
師匠のお話によると
富士山の麓に住む人たちは
お亡くなりになると
戒名ではなく…
◯◯◯◯の命(みこと)
と呼ばれるのだそうです。
へー( ・д・)
調べてみると正しくは
故人の名前+諡名(おくりな)+命(みこと)
だそうで、
神道(しんとう)で使う
あの世の名前なのだそうです。
諡名は年齢や性別で
決まっているそうです。
たった一泊二日を
富士山のそばで過ごしただけで
なんとくなく
お寺よりも
神道を大事にしたくなる
気持ちがわかった気がします。
富士山があるから、ですね。
私も戒名よりこっちがいいな♡
私のひいおばあちゃんのお葬式が
神式だったので
そのときから神式に
なんとなく憧れがあります。
今回は以上です。
また気が向いたら
のぞきに来てください。
めざせ、和のDNAの活性化!
UZUMEでした〜♪( ´▽`)