珠玉のことば③
🐢 手間への擦れ切れも苦にならず、
沈みいらぬ心だての、水に流るる瓢箪の如くなる。
これを浮世と名づくるなり 🐢
(浅井了意・江戸前期の文学者)
自分の貧乏暮らしも苦にならず、憂鬱にならず、
いつも陽気に暮らしていく気持ちを持っているのは、
ちょうど、水に流れていく瓢箪のようである。
そんな性格の人は、この世知辛い世の中、憂き世も、浮き世となる。
楽しく生活していけるだろうとの意味である。
何事も否定的にとらえてしまうと、どうしても、生きる勇気が失われ、
生活に張りがなくなる。
憂鬱に暮らすのも一生、
愉快に、なんの屈託もなく過ごすのも一生である。
だとすれば、現実を素直に肯定して生きていく方が、ずっとよい。
バタバタとあがき、額に皺寄せて深刻がっても、効果はないだろう。
➖「座右の銘」研究会➖
では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます🙇♀️
ありがとうございます😊
➿今日の一言➿
王様であろうと、
百姓であろうと、
自己の家庭で平和を見出す者が、
一番幸福な人間である。
〈ゲーテ〉
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