渡部昇一流『四書五経』の解釈
108、貧者の一燈
🌏貧者は家財を以って礼と為さず🌏(『礼記』曲礼上)
貧しい人の場合、お金を使って礼とするわけにはいかない。
「貧者の一燈」という言葉がある。
釈迦の足元を照らすために金持ちがたくさんの灯籠を寄進したけれど、
貧しい老婆が寄進した一燈だけが朝まで消えなかったという話から出た言葉である。
このように心のこもった贈り物はありがたく受け取るべきだ、
ということを言っているのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
貧しい人の場合、お金を使って礼とするわけにはいかない。
「貧者の一燈」という言葉がある。
釈迦の足元を照らすために金持ちがたくさんの灯籠を寄進したけれど、
貧しい老婆が寄進した一燈だけが朝まで消えなかったという話から出た言葉である。
このように心のこもった贈り物はありがたく受け取るべきだ、
ということを言っているのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?