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渡部昇一流『四書五経』の解釈 299

😈  暴虎馮河  (『論語』述而第七)

🌍  暴虎馮河して、死して悔ゆることなき者は、吾れは与にせず。

腕っぷしが強くて、暴れている虎と素手で戦ったり、
荒れている川を準備もしないで渡ろうとしたりして、
死んでもかまわないというような奴とは私は付き合わない。

これはつまり、ヤクザ者のように暴力を前提としたような人間とは付き合わないのだ、と言っているのであろう。



自然の営み

2024年6月21日(金曜日)雨のち晴れ18℃〜27℃

人を行動へと駆り立てるものは信念の力です。
よく「信念を持て」と言われました。
でも、「信念」がなんなのか今もわかりません。
その「信念」のなさで今日まで生きてきました。
が、またしてもこの「信念」という言葉に出会いました。
で、もう一度考えてみましたが、私の「信念」は見つかりませんでした。
しかし、よくよく自分の人生を考えてみますと、
自分の中にもう一人の自分がいるんですね。多分、もう一人の私が、
自分の人生を選択してきたんだろうと思います。
大概世に出る人というのはこの「信念」というものを大なり小なり
持っています。
同じ人間なのになぜこうも違うのでしょう。
それが「遺伝」なのでしょう。
「遺伝」こればかりはまだ誰も知っている人はありません。
DNA遺伝子が発見されたのは1887年です。そしてその構造が明らかにされたのが1953年です。やっと半世紀を超えたところです。
最近では遺伝子組み換えもできるようになり、ゲノムの恐怖を感じさせます。
そんな時に「信念」の話は時代遅れの感がありますが、とんでもないことです。
今だからこそこの「信念」がとんでもない働きをするのです。
つまり、もう一人の私が現実に現れる手段だからです。
しかし、むやみにこの「信念」を作り出せるものではありません。
ある程度「開眼」が必要になります。「開眼」則ち「悟り」です。
今日はこの辺までにしておきます。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊


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