愛国心②
🐢いざ鎌倉🐢(日本の故事)
さあ、一大事が起こったというときには・・・・・といった意味。
昔、北条時頼が諸国をめぐり、世情を探っているとき、大雪に道を迷い、
佐野源左衛門という武士の家に一夜の宿を請う。そのおり、
源左衛門は大切にしていた鉢の木を折って薪として時頼のために暖を取り、
もてなしながら、自分は今貧乏のどん底にあるが、
いったん鎌倉(幕府のある所)に一大事が起こったら、早速馳せ参じ、
お役に立てるよう、いつでもその用意は怠っていないと語る。
謡曲「鉢の木」にある話だが、鎌倉幕府を守るために、
いつでも地方武士が馳せ参じられるように、関東には鎌倉への道路が開かれていた。
今でも鎌倉街道という名が至るところに残っている。
何かあると武士たちは「いざ鎌倉へ」と駆けつけた。
➖「座右の銘」研究会➖
では本日も素敵な一日をお過ごしください。
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➿今日の一言➿
祖国愛は家庭愛の中に芽生える
〈ディッケンズ〉