生きるということ
🐢死なれぬ命のつれなくて、さりとは悲しくあさましき🐢
(江戸時代・元禄文学を代表する芭蕉、近松と共に三代文豪に数えられている井原西鶴の作品『好色一代男』に出てくる言葉)
毎日毎日がつらくて死ねるものならいっそ死んでしまいたいが、
でも死のうにも死ねない切なさ、まことに悲しくもあさましい、
といったほどの意味である。
真剣に自分の心に忠実に生きようとすればそれだけ大きな障害にぶつかる。
だから、生きるのは悲しい。が、
悲しさにすがって生きていかなければならない人生は、
なんともおどろにあさましいことか。でも、
人間は一度生まれてきたからには、どのような思いをしても、
どんなに大きな障害が待ち受けていても、
死ぬまでは一所懸命に生きなければならない。
人間の生命は何よりも貴重であり、なににもかえ難いから。
➖「座右の銘」研究会➖
では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます😊
➿今日の一言➿
悠々とあせらずに歩む者にとって長すぎる道はない。
辛抱強く準備する者にとって遠すぎる利得はない。
〈ラ・ブリュイエール〉