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渡部昇一流『四書五経』の解釈 188

😈 教えたがりは困りもの (『孟子』離婁上)

🌏 人の患いは、好んで人の師と為るに在り

人の困ったことは、とにかく先生になりたがることだ。

人に教えたがることが患いだというのは、
自分の勉強が疎かになるから、という理由のようだが、
それだけではなく、
教師としての資格を自らが身につけているかどうかも当然問われることになるだろう。



かわいい後ろ姿

【2024年3月2日(土曜日)曇りのち晴れ -2℃〜7℃】

夢とは今できないことを叶えたいという欲求である。
だから、叶えたいなら夢を追いかけるしかない。
が、現実は厳しい。なぜ?夢からかけ離れているからである。
だから、できれば夢の中に現実がある方がいい。
これだったらいくら夢を追いかけても支障になるものはない。
後は自分を鍛えていくだけだ。
だから、平凡な人生が望ましいと思う。
が、世の中は非凡な才能を望んでいます。
故に社会がおかしくなるような気がする。
ましてや今や文明の社会ですからまずそこで生きる力や知恵が必要です。
そこに生まれたのが学歴社会です。
それを基準とする数字が偏差値です。
この数値の生みの親は桑田昭三氏です。
偏差値は1960年頃生まれました。
その後教育界に異変が起きました。
東大安田講堂事件です。そして中高校生による校内暴力です。
私の出身校もその一つです。
そこで生まれた物語が
「3年B組金八先生」や「スクールウオーズ」です。
「熱中先生」というのもありましたね。
が、現実は難しいものでした。
今は少子化でクラスも減少してますます新しい領域へと
進んでいます。
あの昭和の頃のハングリー精神はなく、
むしろ諸外国に対しての劣等感や優越感が高まっている気がします。
これも世界共通語の英語の影響かもしれません。
まず第一に企業への就職の条件に英語力を必須とすることです。
が、ここに強い影響を与えるのが家庭環境です。
その一番が家庭の教育費の割合です。
ここには家庭の年収が大きくものをいいます。
日本の大臣も言っていましたね。
「身の丈に合ったものを」と。
政治を司る人がいう言葉ではないと思いますが、
こうした差別意識を平気で醸し出しているのが大臣です。
韓国の差別意識も強いですが、日本も負けず劣らずです。
国際化する世界環境の中で日本人はどうあるべきか?
当然世界と対等でなければなりません。
が、日米安保条約が鎖になっている日本です。
その鎖を切る時代はやってくるのでしょうか?
私は鎖を切るべきだと思っています。
その鎖を切る度量を持った政治家が現れて欲しいものです。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄

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