二宮尊徳(夜話14)
積小為大
大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤しむべし。
小積もりて大となればなり。
凡そ小人の常、大なる事を欲して、小なる事を怠り、出来難き事を憂ひて、
出来易き事を勤しめず。
夫(そ)れゆえ、終に大なる事あたはず。
夫れ大は小の積んで大となる事を知らぬ故なり。
「塵も積もれば山となる」
故に、幼少の頃に自分の天命を知るべきでしょう。
これがいわゆる「夢」というものかもしれません。
佐藤一斎が言うところの「天」というものかもしれません。
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