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渡部昇一流『四書五経』の解釈 259

😈  理想の人格  (『論語』公冶長第五)

🌏  老者は之れを安んぜしめ、朋友は之れを信ぜしめ、少者は之れを懐かしめん

老人からは「あの男は安心できる男だ」、
友達からは「あいつは信用のあるやつだ」、
目下の者からは「あの人は懐かしい感じがする」
と言われるようでありたい。

いい言葉である。
老人から「あの人は安心だ」と言われるのは大変嬉しいことであるし、
同僚ぐらいだと「信用できる」ことが重要になる。
また、若い人からは懐かれるような人でありたいということである。


2024年5月12日日曜日曇りのち雨18℃〜25℃


自然の芸術

田舎に住んでいますと色々な生き物に出会います。
先日はムカデに噛まれました。
こども時代にも田舎経験はありますが、
ムカデに噛まれた経験はありません。父は噛まれた経験を持ちます。
そして私の娘も噛まれた経験を持ちます。
親子三代同じ経験をしました。
もちろん三人三様時を隔ててのことです。
そして昨日蛇が家の中にいました。
前前日ムカデ撃退の薬剤を散布したばかりなので縁の下にいた蛇は
その薬剤の影響で外に出られなかった様です。
が、蛇の道は蛇なのでしょう。
家の隙間嵌を縫うように侵入してきたようです。
その気配は全く感じられませんでしたが、
蛇の方が私の気配に驚いたようで戸の上の敷居から落下しました。
幸いその下に段ボールがあり、蛇はその段ボールに落下しました。
私は大急ぎで段ボールの蓋を閉じ外へ運び出し開放しました。
シマヘビでしたので逃しました。しかし、蛇の首は伸びるんですね。
最初見つけた時は小さいと思っていましたが、
落下した時は木刀の様に黒く太く感じました。けれども実際には
木刀よりは細く長かったです。蛇の首が伸びると分かったのは
蛇が段ボールから逃げる時です。段ボールから地面までには距離があります。
その距離の空間を測るように首が伸びたんです。
風と空気を感じるように去っていきました。
そしてその夜中です。ちょうど午前12時目が覚めてトイレへ
喉が渇いたので台所に行くと今度はネズミです。
ネズミは猛ダッシュで逃げました。逃げ道を見ましたが
隙間などありませんでした。が、以前見聞きしたときに
普通の大きさのネズミは五百円玉ぐらいの穴なら抜け出すと
教えていただいたことが脳裏に浮かびましたので、
そこを応急処置としてダンボールで塞ぎました。
心に余裕があれば写メで証拠を残せたのですが・・・・・
で、思ったんです。
蛇が蔓延ったら蛙やネズミは駆除されますが、
蛇が駆除されるとしたら猛禽類が蔓延るのかと。
そして漠然としてですが、これが自然の営みなのだなと
妙な納得感が湧いてきました。
毒物を持つ生物は生命を危険に晒しますので
駆除は必須です。
人間は人間をなぜ殺すようになったのでしょうね。
聖書にはカインとアベルという兄弟殺しの話があります。
その原因の一つは恨みです。
人間は感情で仲間を殺すのですね。
やはり一番怖いのは人間なのかもしれません。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊


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