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世の中

お前と世の中との闘争では、世の中の側に立て。

カフカ『罪・苦悩・希望・ほんとうの道についての考察』の中の言葉。

これに反するような『出世街道』という歌詞があります。
🎶やるぞみておれ 口にはださず
腹におさめた 一途な夢を
曲げてなるかよ くじけちゃならぬ
どうせこの世は 一ぽんどっこ

男のぞみを つらぬく時にゃ
敵は百万 こちらはひとり
なんの世間は こわくはないが
おれはあの娘の 涙がつらい

他人に好かれて いい子になって
落ちて行くときゃ 独りじゃないか
おれの墓場は おいらがさがす
そうだその気で ゆこうじゃないか

あの娘ばかりが 花ではないさ
出世街道 色恋なしだ
泣くな怒るな こらえてすてろ
明日も嵐が 待ってるものを🎶

世の中は一刻一刻と変化しています。
しかし、私の中で常に起こる葛藤があります。
それは何かと申しますと権力者の犯罪です。
権力者とは政府や企業のトップまたは一流と呼ばれる人々です。
私とは全くの別世界の人々ですが、
彼らの存在は人々の夢や希望になる事が多いからでしょうね。
失望という期待を裏切る行為、これがなんとも憎らしいのです。

考えてみれば世の中というものは残念ながらこれの繰り返しです。
真面目な人が一番腹の立つ事件ではないかと思います。
しかし、それに対して世の中に向かって発言する人は少ないです。
たまに革命家と呼ばれる人々が現れてきますが、
その革命家でさえ世の中の波によって沈没する事が多いです。
で、政治家や起業家を目指すのかもしれません。
その行為は世の中の人々の希望を叶える事にもつながるからだと思います。
つまり、世の中の側に立つ事になります。
しかし、「ミイラ取りがミイラになる」という言葉がありますように
慣例というものはなかなか変わらないようです。

では、諦めるのか?
私は諦めたくないですね。
その私の気持ちに同情してくれるような駆け出しの政治家がいます。
その人の名前は「れいわ新選組」代表山本太郎です。
私のポピュリズム(populism)になっています。
国のトップ岸田文雄内閣総理大臣は「新資本主義」を掲げました。
そして、経団連と手を組み自分の保身を図り、またそのために宗教法人と手を組み、選挙に当選するように仕向けています。
選挙にはお金がかかるため「裏金」を工作しています。
これは犯罪になりますが、不起訴になりました。
もうこの事件で訴訟は起こりません。
日本の政治これでいいですか?
今こそ有権者の人々が立ち上がり、政治に働きかける時期だと私は思います。
誰を自分のポピュリズムにするのか真剣に考えてほしいです。
➖野草庵➖

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