政治・経済・社会の嘘
公文書改竄事件
安倍晋三元総理大臣は大きな野望を持っていた。
それは日本が世界で躍進を遂げることです。
が、これは時期尚早だったと思います。
その大きな目的の一つが企業の躍進だったと思います。
その対策として企業のコスト削減を挙げた。
このことによって何が起こったか、
日本企業の雇用形態が起こりました。
低賃金・労働時間の短縮です。
労働時間の短縮はいいことです。が、低賃金であれば意味がありません。
完全に労働者潰しです。
生活を維持できない人のために副業解禁も起こりました。
これに対しての不満は持ち上がりませんでした。
なぜか、
労働組合の衰退が考えられます。ボトムアップができなくなったのです。
さらに消費税の増税によって法人税が引き下げられました。
労働者の家計の負担は増すばかりです。
一つの企業においてはそのような労働者は少数でしょうが、
全体から見れば累計でかなりの数になると思います。
だから、社会的には目立たず、少数ですから反対もできず泣き寝入りです。
そこにメスを入れたのが山本太郎れいわ新選組代表です。
彼は芸能人上がりです。が、東日本大震災で原発事故が発生し、
その情報がまともに報道されないことに疑問を持ち、
平民の友人が危機的状況であったことから、その時初めて世の中の状況を理解したのです。
それから彼の政治的活動が始まったのです。
そのニュースは私の耳にも入ってきましたが、「ふ〜ん?」って感じでした。
この当時の私は橋下徹元大阪府知事に興味を持っていました。
というのも新しい人間にスポットを当てていたからです。
その中には堀江貴文氏も存在していましたが、お金儲けの人でしたから、
私の目線には合いませんでした。
湾岸戦争からイラク戦争と中東地域が騒然となっていた頃、
私はまだ呑気でした。
やはりきっかけは阪神淡路大震災からでしょうか。
2000年問題も起こり、時代が転換していくのを感じた時に
アメリカの貿易ビルがテロ攻撃を受けました。
その報道は映像を見るまでは信じられませんでした。
「テロには屈しない」を合言葉に米国は参戦しました。
当然、それは日本にも当然影響を与えました。
然し、日本国憲法に準じるならば揺れることはなかったでしょうが、
世界経済に視点を当て、目測を誤りました。
この時の日本政権は小泉純一郎元内閣でした。
日本の不景気はもうこれ以前から始まっていました。
バブルの崩壊です。
高度経済成長の終焉から30年以上不景気は回復していません。
明らかに企業の衰退です。外国産業が空洞化した日本に踏み込んできたのです。
でも、創業者が現役の企業はうまく立ち回りました。
会社は創業者が希望を持って生まれるモノです。
その希望に憧れて社員はついてきます。
日本の国もまたそうです。
総理大臣がどういう国づくりをして行くのかで国民の生活は決まっていきます。
然し、
日本国に生きる人々がどういう日本にしたいかが先になければなりません。
それが日本国憲法です。
憲法を無視した国は無法国家になります。
今の日本は大袈裟に言えば無法国家に等しいです。
贈収賄、裏金づくり、公文書偽造、
これらの犯罪が政治家に横行するのは国民を無視した国家権力がある時です。
あなたは日本の国をどのようにしたいですか?
➖野草庵➖