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大自然に学ぶ③
🎶船頭さん
歌詞(現代版)
村の渡しの 船頭さんは
今年六十の お爺さん
年はとっても お船をこぐ時は
元気いっぱい 櫓(ろ)がしなる
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ
雨の降る日も 岸から岸へ
ぬれて船こぐ お爺さん
今朝もかわいい 仔馬を二匹
向う牧場(まきば)へ 乗せてった
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ
川はきらきら さざなみ小波
渡すにこにこ お爺さん
みんなにこにこ ゆれゆれ渡る
どうも御苦労さんと いって渡る
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ
<注:戦後に二番以降が改作された>
オリジナルの歌詞(二番以降)
2.
雨の降る日も 岸から岸へ
ぬれて船こぐ お爺さん
今日も渡しで お馬が通る
あれは戦地へ 行くお馬
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ
3.
村の御用や お国の御用
みんな急ぎの 人ばかり
西へ東へ 船頭さんは
休むひまなく 船をこぐ
ソレ ギッチラギッチラ ギッチラコ
歌詞のモデルとなった場所
『船頭さん』作詞者の武内俊子は、1905年(明治38年)に広島県三原市で生まれた。
近くには沼田川(ぬたがわ)が流れていた(下写真/出典:Wikipedia)。
長田暁二「母と子のうた100選」によれば、作詞者は幼い頃、実家近くにある沼田川(ぬたがわ)へしょっちゅう泳ぎに行っていたという。
当時、沼田川には渡し船があり、それが『船頭さん』の歌詞のモデルとなっているようだ。
🐢陸は口先で、海は手で支配される🐢(デンマークの諺)
理論的にいくら正しくとも実行が出来ないのであれば、
畳の上の水練と言われても仕方がない。
水泳については、陸上にいるときにはどんな立派な発言もできるし、
人を説得するのも可能である。
が、いったんプールに入ってしまえば、
自分で泳いでみせるしか相手を感心させる方法はない。
陸上では口先一つで一国はおろか、
世界を征服してみせることもさして難しくはないが、
海上に出ると巧みなだけの言葉などなんの役にも立たない。
船を操る技術と天候を読む能力、度胸がものをいう。
経験のない者はたちまち馬脚を現すだろう、
机上の空論といった意味である。
“ 凪の日なら誰でも船長 “
“ 風と波とは常に優秀な航海者に味方する“
“ 船は海を経験させてから評価すべきだ“
というのもある。
➖「座右の銘」研究会➖
では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます😊
➿今日の一言➿
花、無心にして蝶を招き
蝶、無心にして花を訪ねる
花、開くとき蝶来たり
蝶、来るとき花開く
知らずして天則に順う
〈良寛〉