衆議院選挙が終わって
私はどうやらご隠居様になったようだ
選挙の戦い方が私の幼い時とでは変わったように思う。
小さな市内であっても中心部と郊外とではいささか環境が異なります。
選挙戦もそのようです。
立候補者はどうしても人口密度の高いところに足を運びます。
要するに少数地区の一票は問題ではないのだ。
また、支援者の応援に期待するのだろう。
いわゆる支援者の横のつながりに期待するのだ。
こういう選挙やり続けていたら日本は良くならない。
政治家が変わらない限りあくまでも政党の戦いになるからだ。
政党政治は見直す時期に来ているのだと思うが、
選挙民を囲い込むというのは立候補者にとっても心強いものである。
また、国民は自分の生活に精一杯であり、大局への行方は考えません。
むしろ小事に心が動くものです。
小事も無視できませんが、振り回されている感じがします。
選挙が党の戦いになれば一票の重みなどはありません。
疎開地に住み込んですっかり隠居者になったようです。
孔子は若い頃に士官を志したが彼を受け入れるところはなかったようだ。
君主にとっては「若僧が何吐かす」って感じだったのでしょう。
孔子の死後『論語』が生まれた。弟子が世の中に伝えたのだ。
弟子もまた生き残らなければならない。
私もまた自分の子孫の繁栄を心より祈ります。
人間は生き物ですから生きなければなりません。
が、他の動物のように食をし、子孫を繋げるだけではなく、
人としてどのように生きるかということが大事です。
先祖はその生き方をいろいろ発見してきましたが、
それが受け継がれての現在です。
まだまだ問題はつきません。むしろその問題を繰り返しています。
私は人の成長は義務だとも考えます。
いい社会が生まれる努力はしていきたいと思っています。
➖野草庵➖
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