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「実はね…」たった一言で信頼を生む自己開示の法則とは?
人に信頼してもらうことって難しいですよね。
「なんでも相談してね!」
とはいっても信頼をされていないとなかなか相談されることはありません。
上司部下の関係
友人関係
取引先との関係
など、それほど遠くもないけど近くもないという距離感の人からの信頼を勝ち取るためにはちょっとしたコツがあります。
今回はそんな”コツ”の記事です!
自己開示の法則で距離感を詰める
心理学の考え方で、
返報性の原理
というものを聞いたことはありますか?
人は与えられるとお返しをしたくなる
というアレです。
この”返報性の原理”を生かすことで、
相手に心を開いてもらう!
という考え方が自己開示の法則で距離を詰めるということです。
自己開示の法則ってなに?
自己開示の法則とは、
人は”自分のことを話す人”に心を開きやすい
という法則です。
相手に情報を開示することで
「この人は私のことを信頼してくれて自分のことを打ち明けてくれている」
と感じさせることができます。
そうすると、双方に信頼関係が生まれやすくなり距離が縮まりやすくなります。
相手に相談をして欲しい、信頼をして欲しいと考える時には
まず自分から心を開いているように見せるということが大切なのです。
ただ1点注意があります。
それは、「いきなり深い話をするのはNG」ということです。
例えば男性が女性と仲良くなりたいと考えている時に、
「おれさ、子供は2人欲しいんだよね」
といきなり切り出したらどうでしょう?
いくら自己開示と言ってもそれは重すぎますよね。
開示する情報は軽めの方が良いでしょう。
自己開示のメリット
この自己開示をすることで、
・信頼感が生まれる
・親近感が増す
・会話が広がる
というメリットがあります。
信頼感が生まれる
自己開示を行うことで相手は
「この人は私を信頼してくれている」
と感じるため、
信頼感が生まれやすいです。
信頼感が生まれると
返報性の原理から相手も信頼をして話をしてくれやすくなります。
親近感が増す
自己開示を行うことで相手は
似た経験がある!
同じ考え方だ!
と共感を生みやすくなります。
そうすると、双方の間に親近感が増すので人間関係がスムーズになります。
会話が広がる
自己開示をすることで話題提供にもなり会話が広がりやすいです。
自分のことがテーマに上がるので、
難しい話をする必要もなくスラスラ喋れるようになるでしょう。
効果的な自己開示の3ステップ
1.軽い自己開示
まずは自分の趣味や好きなものを開示してみましょう。
「最近◯◯にハマってるんだ」
など自分の趣味や好きなものを自己紹介時に伝えると、
会話のネタにもなりますし、
自己開示として相手の警戒心を下げることも可能です。
2.ちょっと深めの自己開示
ステップ2としては少しだけ深めの自己開示をしてみましょう。
過去のエピソードがオススメです。
「実は昔、◯◯で苦労したことがあって・・・」
など過去の苦労話や失敗エピソードを取り上げると、より相手の警戒心を大きく下げることが可能です。
3.感情の自己開示
最後に悩みや価値観を打ち明けると良いでしょう。
「◯◯に対してこう思うだけどどう思う?」
という価値観や悩みの話をすると、
「こういうふうに考えていると正直に打ち明けてくれた」
と相手の警戒心はほぼ消えます。
自己開示の注意点
自己開示をすると、相手の警戒心を解くことができますがやりすぎは注意です。
例えば、
ネガティブすぎる話
いきなり深すぎる話
は相手にとって警戒心をより引き上げてしまう可能性があります。
ネガティブすぎる話は相手は困ってしまう可能性があります。
いきなり深い話をしてしまうと、「いきなり何この人?」と距離を取られてしまう可能性が高いです。
相手の反応を見ながら進めることをおすすめします。
まとめ
「自分の話をするのが苦手なんだよね・・・」
「自分の話をすると相手に引かれるかも・・・」
となかなか自己開示ができない人は多いと感じます。
ですが、適度に自己開示をすることで相手の警戒心を下げ、より信頼感を得ることも可能です。
逆に相手に対して自己開示をしないことは相手の警戒心を上げて信頼感は下がってしまう恐れもあります。
自己開示
ぜひ使ってみてくださいね!
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