生命のヌシ
地球が動いているのはなんでなんだろう
雲が湧き出しキレていくのは何がそうさせているんだろう。
風はどこから生まれてくるんだろう。
いつの間にか季節は進み、
いつの間にか星々の位置は変わる。
地球が回っているからだけど
誰が、地球を回し、宇宙を存在させているのだろう。
目に見えないものは
目に見えないままでしかあり得ず、
見えない が あるから
見える も あって、
どちらが先とか、どちかがどちらを生んでいるわけではない。
一本の線が左と右を瞬時に生み出すように、
多分、
どちらもが同時に生み出されているのである。
でも、
その構造を生んでいるものはなんだろう。
その一本の線を書いたのは誰なんだろう。
カタカムナの世界観では
それを
生命のヌシとよび
アマカムというモノの存在によるという。
古代人はこれにヒレフシ、これをイヤマイすることで
生命力を発生させていたようだ。
現代の神社の存在、
祈りの場の存在は、
何かを願うのではなく、
圧倒的な存在であるイノチのヌシを感じるためにあるのではないかと
フト ヒラメキ した。
台風前の
雲に覆われ密閉されたように感じる朝の大地の上で
まさに、イノチのヌシの片鱗に触れたように感じた。
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