3月の月記
はいどうもー。
ソシャゲのイベントを走ったり、書いてる話のボリュームを見誤って結局書き終えることができなかったりしたあまたすでございます。
……本当にすみません…………。
でも今は月記があるのでちょっと気がラクです。
さて、その月の出来事から印象に残ったことをひとつピックアップしてゆるゆる語るマンスリー雑談『月記』、第3回でございます。
なんとかソシャゲ以外の印象に残ったことを思い出しましたので(えっ)、ゆるるっとお付き合いいただけましたら幸いでございます。
今月の印象に残ったこと
ずっと気になっていたダーニングにやっとチャレンジした!
これでございます。
皆様は『ダーニング』なるものをご存知でしょうか?
誤解を承知ですっげえ雑に説明しますと、
『衣類の穴開き・ほつれ・シミなどをオサレに直す、”見せる”補修』
といったところです。
普通、「洋服や靴下に穴が空いた!」となれば、できるだけその対象と似た色味の糸、あるいは共布を使い、なるべく補修したことがわからないように繕う……というのをイメージするのではないでしょうか(これを専門に行うプロがいわゆる『かけはぎ』の職人さんです)。
しかし、ダーニングは違います。
使うのは色鮮やかな刺繍糸や毛糸。元の色に関係なく好きな色を使います。
そして、穴を縫って縮めたりするのではなく、補修したい箇所の上からそこを覆い隠すように四角形やクモの巣状のステッチなどを施していきます。
よく、子供服の補修ではかわいいアップリケを上から貼ることがありますが、それと似た感覚かもしれません。
グーグルあたりで「ダーニング」で画像検索をかけていただければわかりやすいのですが、白やグレーのシャツやセーターに、まるでモザイク画のように極彩色の補修跡が踊る様は、ちょっと圧巻です。
「古いものこそ侘びってる」という価値観が根強いヨーロッパ発祥のこのお直し技術は、日本においても何年か前から手芸勢・丁寧な暮らし勢・SDGs勢あたりを中心に広まってきているようです。
にわか手芸勢的には「すてきにハンドメイド」(※NHK Eテレの手芸番組)に出てきた時点で手芸のいちジャンルと認識しております。
で。
なんでそれをやろうと思ったのかと言いますと、
不器用すぎて補修跡がわからなくなるお直しができなかった
ダーニングの補修跡だらけの服の画像を見て、「こんなおもしろいことになるんだったらやってみたい!」と思った
というわけです。
前者に関しましては、そもそも自分がなぜダーニングを知ったのかというところまでさかのぼります。
手持ちの靴下に穴が空いた時、「たいして履いてないのに、こんなちっこい穴ひとつで捨てるの惜しくね? 直せるなら直すか」と調べたら、普通のお直しとダーニングの両方が出てきたんです。それでまずは普通のお直しにチャレンジしたんですが……失敗しまして。
それで、ダーニングをやってみようと思ったわけです。てへ。
(お前マジで金輪際自分のことを「にわか手芸勢」とか言うのやめろ)
後者に関しましては、自分が日々「おもしろいと思えるものに囲まれて暮らしていたい」というのがありまして。
検索して出てきた補修跡山盛りの服や靴下を見て、「自分で靴下にこんなことできたら面白くない?」「こんなモザイク画みたいな補修を見せて外歩きたいな」と思っちゃったんですよねー。
そんなこんなでネットを見つつ、道具を百均で揃えて(百均はいつだって熱しやすく冷めやすいにわか勢の味方さ)、直してみたのがこちらの靴下です。
Q: 極彩色の補修跡はどこですか?
A: 初めてのチャレンジで大いにひよりましたァァ!
思いっきりステッチを間違えているし(両端の横糸なんなん)、全くきれいな仕上がりではありませんが、本人としては満足しているようなのでそっとしておいてあげてください……。
実はこれを完成させる前に別の服の補修を挫折しているので……(だから「”やっと”チャレンジした」なのです)。
これで「服の穴を自分で塞ぐ」という経験がひとつ手に入ったので、これからは穴が空いたらザクザク縫っていこうと思っております。
結果はともかく、新しいことに挑戦するって、やっぱいいですね。