私の病気(中毒性表皮壊死症)の経験から

 こんにちは。今回は「私の病気」について書いていこうと思います。

 私は数年前「中毒性表皮壊死症(TEN)」という病気を発症しました。この病気は端的に言うとアレルギーで、薬物等の原因により表皮にダメージが及ぶというものです。私の場合は、一般に使用される風邪薬で発症しました。症状としては、皮膚・眼・口内・殆どの臓器がただれたり出血したりしました。現在において、後遺症が眼と肺だけに落ち着いたのは、他ならぬ医師や看護師さんのおかげです。
 先に私の場合の原因が薬だとお伝えしましたが、このような難病になるリスクがあるからといって、処方薬を服用しないのは違うと思います。この病気の発症率は100万分の1と読んだ記憶があります。例えばインフルエンザを放置していれば重篤な肺炎になってしまうかもしれません。薬を飲んでおけば軽く済んだ病気も、重くなってしまうかもしれないのです。だから、医師から処方された薬はきちんと飲む。そして、蕁麻疹や足裏の発疹、気分の違和感などの少しの変化も見逃さずに「これはアレルギーではないのか」と医師に早急に相談し治療を受けることが大事だと思います。
 それは、昨今のワクチン接種の是非にも関わってくるものだと思います。

 以上、私の病気とその経験からお伝えしました。これは個人のいち意見なので、これだけを鵜呑みにするのは控えてください。どうか皆さんも、健康な日々をこれからも続けていかれるよう、願っています。

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