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2024ドラフト支配下指名69名徹底解説!中日ドラゴンズは神ドラフトか?!

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2024ドラフトも無事に終了し、各種媒体ではドラフト採点や指名選手の振り返りが行われていることと思います。本noteにおいては、全12球団の支配下指名全69選手を振り返っていければと思います。

また、ドラフト前に投稿させていただいた記事を、以下に掲載させていただきます。この機会に合わせてご覧いただけますと幸いです。



読売ジャイアンツ

1位 石塚裕惺(内野手/花咲徳栄高)
2位 浦田俊輔(内野手/九州産業大)
3位 荒巻悠(内野手/上武大)
4位 石田充冴(投手/北星大付高)
5位 宮原駿介(投手/東海大静岡キャンパス)

1位 石塚裕惺(内野手/花咲徳栄高)

右右 / 182cm84kg / 18歳
「高校生No.1打者!将来像は浅村か?!」

金丸投手に初回入札後に石塚選手の指名となりましたが、個人的には1位初回入札でもいいと考えていたほど、「現在のチーム事情にマッチ」する選手であると考えていました。坂本選手岡本選手といった高卒の柱に続く存在として、石塚選手はマッチしていくと感じています。

将来像としては、ヤクルトの山田選手や楽天の浅村選手の名前が挙げられるほどのポテンシャルのある選手です。最大の魅力は広角に長打を放つことができるバッティングでしょう。高校生ながら木製バットを使いこなし、大学生の強打者にも匹敵するほどの打撃力を見せていたのは魅力十分です。

守備面では、花咲徳栄でショートを務めており、まずは大型ショートとしての成長を期待したいところです。仮にショートが難しいとなった場合でも、サードやセカンドでその打撃力を活かし、球界を代表するバッターとして活躍する姿も十分に想像できる選手です。

2位 浦田俊輔(内野手/九州産業大)

右左 / 171cm67kg / 22歳
「二遊間守備力は球界トップレベルにも匹敵か?!」
※海星-九州産業大④

九州産業大学ではショートとして試合に出場する選手です。1位の石塚選手とショートという部分では被る選手ですが、タイプは全く異なるといえます。非常に小柄な選手ですが、守備力の高さと、俊足巧打を武器とする選手です。守備力に関しては即戦力であるといっていいでしょう。

現在のチームには同年代にショート系の選手が多く、競争が激しくなっていくことが想定されますが、それを勝ち抜くことができるだけの選手であると見ています。

3位 荒巻悠(内野手/上武大)

右左 / 184cm93kg / 21歳
「飛ばす力は大学生トップ級のスラッガー!」
※祐誠-上武大④

飛ばすことに関しては、大学生の中でもトップレベルに優れたものがあるスラッガーであるといえます。現在は主にセカンドで出場する選手ですが、基本的にはファースト・サードのコーナー系選手であるといえます。

将来の中軸候補として、まずはファームで経験を積んでから1軍の舞台も経験させて行ければいいのではないかと思っています。将来性に期待できるスラッガーとして注目していきたいです。

4位 石田充冴(投手/北星学園大附高)

右右 / 192cm87kg / 18歳
「超大型高校生素材型右腕!」

全国的な知名度は小さかった投手かもしれませんが、支配下指名も納得できるほどの好素材だと言える投手です。192cmの長身から150キロ近いストレートを投げ込めるのは魅力十分です。将来の先発ローテーション候補としてまずはファームでじっくり育てていって欲しいと感じています。

「充冴」という名前は北斗の拳のキャラクターである「ジュウザ」に由来すると言われています。数年後に1軍で活躍を見せることでさらに話題になってきそうな投手ではないでしょうか。

5位 宮原駿介(投手/東海大静岡キャンパス)

左左 / 174cm85kg / 22歳
「静岡のドクターK!MAX150キロ左腕!」
※静岡学園-東海大静岡キャンパス④

正直5位で取れるのかという驚きもあった投手であり、個人的には2位~3位辺りで予想していた大学生左腕です。大学は静岡のリーグに所属し、全国的な知名度が低いかと思いますが、そこで無双を続けた左腕であるといえます。しかし、ただリーグ戦で無双しただけではなく、全国トップレベルの大学生が一堂に集結する大学日本代表候補合宿でも素晴らしい投球を見せ、トップレベルの打者をも寄せ付けませんでした。

武器は先発として150キロが計測できることと、スライダー・カットボールのキレであると感じています。奪三振能力にも長けた投手であり、先発として期待できるのはもちろん中継ぎとしての線も考えられるかもしれません。個人的に5位で指名できたのは、会心の指名だったなと感じました。

📝全体振り返り

上位から中位でタイプの異なる内野手を3名指名し、それぞれの選手のレベルも非常に高いといえます。特に1位の石塚選手は、坂本選手岡本選手のような成長曲線が描けるだけの逸材であると感じています。

4位・5位では素材型でありつつ完成度も高い系の高校生・大学生を指名できたのは、非常に良かったのではないでしょうか。個人的な会心の指名は5位の宮原駿介投手であり、期待値以上に活躍を見せてくれるのではないかと期待しています。


阪神タイガース

1位 伊原陵人(投手/NTT西日本)
2位 今朝丸裕喜(投手/報徳学園高)
3位 木下里都(投手/KMGホールディングス)
4位 町田隼乙(捕手/BC埼玉)
5位 佐野大陽(内野手/富山GRNサンダーバーズ)

1位 伊原陵人(投手/NTT西日本)

左左 / 170cm77kg / 24歳
「完成度高い社会人No.1左腕!」
※智弁学園-大阪商業大学-NTT西日本②

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