センバツ高校野球:2024ドラフト候補野手5名の活躍を振り返る!
今回のnoteでは、2024ドラフト対象の「3年生野手」たちのセンバツ大会での活躍を5名ピックアップし振り返っていきたいと思います。低反発バットに変更された今大会でどのような活躍を見せたのか振り返っていきたいと思います。
①モイセエフニキータ(豊川)外野手
1番目に紹介させていただくのは豊川・モイセエフニキータだ。今大会No.1打者として注目された主砲は、1回戦で敗退するもホームランを放つ活躍を見せた。改めてスター性を感じさせた大会となりスカウトの評価も上がったのではないだろうか。
*打撃*
モイセエフ選手が対戦した投手は阿南光のドラフト候補・吉岡暖であった。「吉岡暖vsモイセエフニキータ」の対戦は組み合わせが決まった際から楽しみにしていた方も多かったのではないだろうか。
そんな吉岡投手との対戦となったが、結果としてはホームランを1本放つも、それ以外の打席は完璧に抑え込まるという結果であった。精度の高い変化球と力のあるストレートに翻弄される形となった。
しかし、第4打席では対応力の高さを見せた。どのような投手に対しても打席を重ねるごとに対応していけることがモイセエフ選手の強みであるが、この日もその能力の高さを見せつける結果となった。
真ん中から少し高めに浮いた変化球を見事にライトスタンドに弾丸ライナーで叩き込んだ。低反発バットであることを感じさせない素晴らしいバッティングを見せた。
*センターでの守備*
センターでの守備は無難にこなしたが、1つまずいプレーもあった。モイセエフ選手の前に落ちるヒットを後ろにそらしてしまいピンチを拡大してしまう場面があったのだ。
センバツ大会ではそのようなプレーが出てしまったが、本来は積極性があり身体能力の高さを売りに守備力も平均以上の選手であると見ていることから、問題はないと思っている。守備面に関しては今後も注目して追っていきたい。
★ドラフト指名順位予想
ドラフト指名順位予想は、現時点では「外れ1位~2位」辺りの高い評価を受けるのではないかと感じている。高校生野手として将来性が楽しみな選手であることは間違いなく、将来中軸を張れる選手であると見ていることから、このような高い評価になるのではないかと予想する。
実際に左打ちの高校生外野手が1位指名されることとなれば、2018年の藤原恭太選手以来の快挙となる。「左」「外野手」と評価を上げていくことが難しい面はあると見ているが、ずば抜けた打力を見せつけることで1位指名を勝ち取って欲しい選手であると見ている。
②正林輝大(神村学園)外野手
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