天崎ゆらぎ

ボカロPです。 ぼすきーアカウント:https://voskey.icalo.net/@AmasakiYuragi

天崎ゆらぎ

ボカロPです。 ぼすきーアカウント:https://voskey.icalo.net/@AmasakiYuragi

最近の記事

【超初心者向け】AIシンガーに無料で歌ってもらおう――歌声合成エンジン「NEUTRINO」ダウンロード方法(画像付き)

この記事は、ぼすきー Advent Calendar 2023参加記事です。 ボカロやボイロに関する記事がたくさん揃っていますので、ぜひご覧ください。 はじめに昨今生成AIの技術向上が聞かれる中、歌声を合成によって表現する――いわゆるボカロの分野においてもAI技術が使われるようになってきました。 それも、既存のボカロと共存する形で。 人間らしく歌う機械、機械らしく歌う機械それぞれに良さがあり、使い分けをする作曲者も多くいます。 AI技術が使われた合成音声ソフトウェアには「C

    • ボカコレはなぜ「病む」か?――ただしn=1

      長い前置きボカコレは、ボカロ界隈における一大イベントだ。 そこで上位に入れば売れる気がするし、そのために皆必死で宣伝をする。 工作や自薦が問題になるほどには、聴いてもらいたいという思いは皆同じなのである。それが多少歪んでいても。 それは、トップを目指す者だけではない。 上位に追いつくつもりもなく、頑張りすぎず気ままにと心がけていた筆者ですらそうであった。 表現者であることは、時に人を焦らせる。 自分の言葉が届かないことを、自分の存在意義が無いかのようにすら感じさせる。 その

      • 優柔不断の背中を押す太陽 ~新潮文庫プレミアムカバーと無色透名祭~

        前置き個人的でささやかかつ、自分にとっては重大な悩みがある。 新しいものに触れるのが苦手なのだ。 「また今度」「もっと元気なときに」「時間が無いから」 「なんか難しそうだし」「気分じゃない」 何かと理由をつけて、あの名作も気になる新作も後回しにしてしまう。 日々新作を漁る側の人間にはもしかすると理解できないかもしれないが、自分は知らない作品を手に取るのが難しい。 タイトル、表紙、帯等で気になっていても、たった一歩が踏み出せない。 「後で見る」に数年間入ったままの、サム

        • 始まりはタブラ・ラサ

          こんにちは。天崎 ゆらぎと申します。 2022年3月からボカロPをやっています。 鏡音リンレン、KAITOさんなどを使っています。 このnoteでは主に自分の楽曲の振り返りを残したり、イベント等で考えたことを綴ったりします。 不定期更新にはなりますが、見守っていただければ幸いです。 さて、初回ということで、天崎がボカロPを始めたきっかけでも話そうと思います。 ボカロ曲をちゃんと聞き始めたのは意外と最近で、『砂の惑星』も『シャルル』もとっくに知れ渡った後でした。 最初は単に