旅先で食べたご当地メシを自宅で(リュウジさんの「県民バズごはん」)
どこの家の台所にもある手軽な材料で、手間をかけず、お店レベルの味が楽しめるレシピといえば、真っ先に思い浮かぶのはリュウジさん。
youtubeでアルコール片手に料理する様子は、一見すると気楽そう。
でも、彼のレシピを実際に作ってみると、完成度の高さに驚きます。
レンジで作る無水カレーや、茹でていない麺をそのままジップロックコンテナに入れて作るパスタなど、どれも感動のおいしさ。
疲れている時、忙しい時でも、リュウジさんのレシピなら作れる、という人はたくさんいるのではないでしょうか。
さてこの本。
47都道府県のご当地メニューを網羅してあるのですが、こういう企画って、再現性の前に、まずはメニューのセンスが重要かと思います。
買おうかどうしようかな迷いつつ、まずは行ったことのある場所をアットランダムに眺めて、「おお、これは!」と、レジに走りました。
滋賀の「鯖そうめん」
大阪の「肉吸い」
大分の「とりあえず天」
沖縄の「にんじんしりしり」
埼玉の「みそポテト」
茨城の「そぼろ納豆」
山形の「だし」
静岡の「たまごふわふわ」
三重の「四日市トンテキ」
岩手の「盛岡じゃじゃ麺」
岐阜の「けいちゃん」などなど。
旅先で食べた思い出の味や、市販品として購入できるけど、一度自分で作ってみたいと思っていたメニューが、目白押し。
もちろん、リュウジさんのレシピですから、簡単さと美味しさは保証済みです。
コロナ禍で、気軽にお出かけできないこのごろ。この本を片手に、美味しい日本の旅に出かけましょう。