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ホエーを使い切るためにショートニングを買う。(加藤美由紀さんの「毎日がいいね。デザートとおやつ」より)
どこにも行かないゴールデンウィーク終盤。加藤美由紀さんのレシピ本から、「乳清ビスケット」「バナナブレッド」を作りました。
ことの始まりは、お友だちのブログで見かけた「ホエービスケット」の写真。
ホエー。
なんか、ふざけた語感の名前ですが、別名は乳清。
ヨーグルトの上に浮かんでくる、酸味のある水分で、栄養が豊富なので、捨てるのはもったいないと、大人になって知りました。
ホエーはヨーグルトに混ぜ込んで食べるのが一番簡単。
でも、ホエーを混ぜ込んだヨーグルトって、水っぽいんですよね。
むしろ水切りして、ギリシャヨーグルトっぽい食感の方が好みなので、ついホエーを避けてヨーグルトをよそってしまいます。
毎朝ヨーグルトを食べているので、毎朝ホエーに悩みます。
「このホエー、美味しく食べる方法はないものか」と、常々思っておりましたので、友だちのブログに載っていた加藤美由紀さんの本を探しに行きました。
(1996年に発刊された古い本ですが、地元の図書館にありました)
ホクホクと本を開くと。
材料欄に、うちには常備していない「ショートニング」の文字が。
どうする?ショートニング。
ホエーを使うために買う?
なんだかそれも本末転倒な気がするけれど、最近はトランス脂肪酸フリーのショートニングもあるそうだし‥‥買ってみますか。
KALDIの製菓材料の棚の上の方に、いつもドドーンと置いてあるショートニング。
蓋を開けると、白いクリーム状のテクスチャー。
バターと違って、室温で保管でき、かつ封を開けてすぐに使える柔らかさ。
かつ、バターのように重く仕上がらないのも魅力のよう。
なるほど、市販品にショートニングが多用されるはずです。
念願の「乳清ビスケット」は、ふんわり軽く美味しくできました。
続いて、同じ加藤さんの本から、アメリカ生まれの方直伝というバナナブレッド。
こちらも、ショートニングを使用します。
バナナケーキは、色々なレシピで焼きましたが、このレシピは、「バナナブレッド」というだけあり、バナナケーキよりも軽く、食べやすいお味に感じました。
ケーキが焼ける香りに、疲れた心が癒されます。
しかしです。
このショートニングの容器の巨大さはどうでしょう。
KALDIの棚で目立つくらいですから、うちの狭い台所では、一体どこに置けばいいのやら。
さぁて今度は、ショートニングを使い切るレシピを探さねば。