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「うっかり忘れ」と「時間感覚の鈍さ」が引き起こす問題を未然に防ぐには

「うっかり忘れ」と「時間感覚の鈍さ」という言葉にピーンと来た方がこの記事を読んでくださっているかと思います。

「うっかり忘れ」と「時間感覚の鈍さ」については私も自覚があったりします。
それでも私は、今は何とかそれらの特性が引き起こす問題の多くを未然に防げていると感じることができています。
症状に程度の違いがありますのでご参考にしていただけないこともあるかと思いますが、「うっかり忘れ」と「時間感覚の鈍さ」が引き起こす問題を未然に防ぐための、私なりの対策についてのお話を中心に今回は綴ってみたいと思います。


自分にフィットした対策を見つけることが大切

「うっかり忘れ」や「時間感覚の鈍さ」が引き起こす問題を未然に防ぐための対策は、どれも手間がかかり、地味なものばかりなのかもしれません。
だからこそ、「それなら私にもできそうだ」と思えるような自分にフィットした対策を見つけることが大切なのだと思います。

出来る限りシンプルな対策を見つけることがポイントです。
自分にフィットした対策が見つけられれば、あとはその対策を実践し続けるのみです。

私なりの「うっかり忘れ」の予防策

長いこと私が実践し続けている対策は、「うっかり忘れ」をしそうなタスクを紙に書き出すことです。
ただそれだけ。
ポイントは、その紙を私が常に見える場所に置くようにしていることです。
見ようとしなくても、常に目に入ってきてしまうような状態にしてます。
それを実践するだけで、かなり「うっかり忘れ」は未然に防げるようになりました。

私はA4サイズの紙一枚に、仕事系とプライベート系のタスクに分けて書いています。
それを当日用と中長期用と一枚ずつ作っています。
きれいに書こうとせずに、殴り書きのように書いています。
他の誰かが見るわけでもないので、自分が読めればOKなのですからね。
その取り組みの面倒くささを少しでも減らすことはとても大切だと思います。
ずっと続けていくことですからね。

タスクを完了したら赤ペンで消していきます。
毎日タスクを紙に書き出したり加筆・修正したりするのは面倒な作業ですけど、それを実施することで「うっかり忘れ」をかなりの確率で未然に防げることがわかっているので、何年も実践し続けることができています。

私なりの「時間感覚の鈍さ」が引き起こす問題を未然に防ぐ対策

とにかく時計をマメに見ることを習慣づけました。
ただそれだけ。
これを習慣づけるのが大変だったという記憶はないのですが、習慣づけるまではかなり「時計をマメに見る」ことを意識していたのは覚えています。
これを習慣づけてからは、「あ、もうこんな時間だ!」なんてことはほぼなくなりました。

でもこれを習慣づけてからは、数分おきに時計を見るようになってしまって、少し時間に対して神経質になってしまった感はあります。
とは言え、「時計をマメに見る」ことを習慣づけたことのメリットの方が圧倒的に多く感じられてますので、私としてはOKです。

一日を管理できているという感覚が持てるようになったのは私的には非常に大きいです。
「時間感覚の鈍さ」を自覚されている方は、一日の中で時計を見ることが少ないと感じられたりしませんか?

出来る限りシンプルな対策を

私の場合は、短期記憶の力が弱く、対話をしている中で自分がついさっき話していたことを忘れてしまったりすることも多く、もともと何をするにしても「紙に書き出す」ことが自分には必要だということは昔から感じていました。
小学生の頃は忘れ物も多かったです。

「メモをして、あとでそのメモを確認する」ということが自動的にできるようになれば問題は起こらないということは明らかでした。
ただ、実践してみるとそう上手くはいかないこともありましたね。
メモをどこに書いたのか忘れてしまったり、メモを確認することを忘れてしまったりなど。

そのあたりのことも含めて、自分にフィットした対策を見つけていくことはハードルの高い挑戦となると思います。
多くの場合、自分にフィットした対策を構築するまでは、対策を実践してみて明らかになる課題点の解消作業を繰り返すことになるからです。
自分にフィットした対策を手にするために、一定期間対策をブラッシュアップしていく必要があることを事前に受け入れておく必要があると思います。

なお、自分にフィットした対策を見つけていく中で、その対策は複雑な仕組みになりがちです。
「できる限りシンプルな対策」を構築することが大切であることを忘れないでください。
シンプルな対策でないと、それを実践し続けることが難しくなりますからね。

他者に援助をお願いする必要がある場合

「うっかり忘れ」と「時間感覚の鈍さ」が引き起こす問題を未然に防ぐ対策については、他者に援助をお願いする必要がある場合もあるかと思います。
もちろん他者に頼りすぎるのは良くないですけどね。

他者に援助をお願いする際には、自分で何とか頑張ってできることと、自分で頑張っても何とかできないことを理解することが大切だと思います。
つまり、自分に必要なサポートが何であるかを理解するということですね。
自己成長のためにそれはとても大事なことだと思います。

自分にフィットした対策を機能できるように

ひとつ言えることは、「うっかり忘れ」や「時間感覚の鈍さ」が引き起こす問題を未然に防ぐためには、何らかの対策を検討し、その対策を実践する必要があるということです。
何も策を講じなければ今までと同じままで、変化を起こすことはできません。

自分にフィットした対策を見つけて、その対策を機能できるようになるといいですね。

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