先延ばしや回避行動に抗う練習を継続させていくために
先延ばし癖や逃げ癖の克服には一定の時間を要します。
残念ながら多くの場合、突然の大変身とはいかないのです。
筋トレをして徐々に身体を逞しくしていく取り組みと似ています。
中・長期的な取り組みであるがゆえ、先延ばし癖や逃げ癖の克服を実現させる手前で、それが不可能なことと思えてきてしまうこともあるのかもしれません。
先延ばし癖や逃げ癖を克服するために一番大切なことは、それを実現させるための取り組みを「継続させること」であるのは明らかです。
先延ばしや回避行動に抗う練習を継続していくだけで、確実に先延ばし癖や逃げ癖は改善されていくのです。
成功を継続させようとしなくても良い
先延ばしや回避行動に抗うことを継続して成功させようと考えなくて良いです。
一度失敗したら振出しに戻るなんて考えなくて良いです。
そういう考え方を持ってしまうと、例えば成功と失敗を繰り返しての5戦3勝という成果を「悪くはないね」なんて思えなくなってしまいますよね。
あるいは、10連勝という大きな成果のあとに1回失敗しただけで、10連勝という素晴らしい成果が帳消しになったと感じてしまい「やっぱりダメか」なんて思えてきてしまうのかもしれません。
前に進み続けることが大切
継続して良い成果を出せるようになることが先延ばし癖や逃げ癖克服の証となるわけですが、すぐにそうならなければならないということではありません。
「三歩進んで二歩下がる」は一歩前進ですので良い成果です。
たとえ少しずつであろうとも、前に進み続けることが大切です。
前に進み続けている限り、それは改善していることの証となるのです。
一定期間の評価として、立ち止まったり後退したりしていなければOKとしましょう。
しばらくの間はしばしば失敗することがあって当たり前くらいの気持ちで、成功の経験を重ねていくことにフォーカスしていれば良いのです。
そうすればいずれ成功率は上がっていき、先延ばしをしないことや逃げないことに慣れていくことができますから。
改善を実感する
成功を経験するごとにいちいち「また少し慣れることができた」と思えると良いです。
「先延ばしをしなかった」、「逃げなかった」という一度のその成功がとてつもなく大きな経験であることを認識しましょう。
その一度の成功は確実にそのときあなたの人生の流れを変えているのです。
課題に取りかかろうとするときは最悪な気分かもしれませんが、それに向き合ったあとはとても良い気分になりますよね。
うまくいったときにはその清々しさを味わいながら、自分の成功を大いに喜んでくださいね。
そんな経験を重ねていくだけで、いずれ先延ばし癖や逃げ癖はどこかへ消えてしまいますよ。
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