見出し画像

堺市堺区「旧堺燈台」

史跡 旧堺燈台

 堺市のシンボルともいえる旧堺燈台に行ってきました!
 旧堺燈台は小学生の時の遠足でも行きましたし、阪神高速湾岸線の「大浜出口」から出る際もチラっチラっと見えるので、何回も見たことはあったのですが、改めて近くまで行って堺のシンボルを間近で見た感想は。。。
 「えぇっ!?思ってたより小さい!!?」
 たしかにスペックを見ると今活躍している灯台よりはだいぶん小さいようで、燈台自体の背の高さは「12m」しかないそうです。下の土台から含めても14mくらい。福岡の実物大νガンダムが25mあるので、実に半分くらいの大きさということですね。
 とはいえ「日本最古の木造様式灯台」っていうのは伊達じゃない! めちゃくちゃかっこいいです!最初は「ちっさ!」と思いますが、見れば見るほど存在感が出てきますし、最上階のガラス張りの中にうっすら見える燈台ランプの部分は非常に趣がありました。
 特に日暮れ時に行くと燈台の向こうに夕日が見えてとてもキレイですし、夜は夜で湾岸線の照明と工場の光がキレイです!旧堺燈台オススメです。

福岡νガンダムと旧堺燈台と一般女子高生の大きさ比較


1. 灯台周辺

旧堺燈台周辺

 灯台周辺には案内板と「史跡 旧堺燈台」と書かれた石碑があるくらいです。その他には向こう岸の壁には南蛮渡来船などが描かれた「大壁画」があり、堺駅の方向には「龍女神像」がまるでラウンドワンのピンを狙っているかのような光景が見えます


2. アクセス方法

旧堺燈台周辺マップ

◆電車でのアクセス
 電車の最寄り駅は「南海線 堺駅」となります。
 駅から1.3kmくらい徒歩では15分程度かかります。思ったより遠かったです。
 ①「堺駅 東出口」からロータリーに出たら右に向かって歩いていきます。
 ②駅ビルの南側で川にぶち当たるのでそこを右に曲がりあとはずっと「水辺に沿ってレンガ調の歩道を歩いていきます」 川を渡った向こう側の歩道を歩いても大丈夫です。
 ③26号線の高架をくぐってもう少し行くと「水門」に到着します。水門の上は橋になっていて渡ることができるので、ここで旧堺港を一望できます!ボートがたくさん並んでいてかっこいいです!
 ④水門から見て真正面に立っている大きな像は「龍女神像」といいます。間近で見るには旧堺港をぐるっと燈台の反対側までいかないとダメです。遠いです。
 ⑤水門を渡ったところには呂宋助左衛門さんというよく知らない男の人の像が立っています。
 ⑥水際はウッドデッキ、高台はレンガ道という気持ちのいい散歩道を歩いていくと旧堺燈台に到着です。

◆車でのアクセス方法
 
旧堺燈台に駐車場はありません。
 
車の場合は「大浜公園駐車場」に止めて、そこから歩くのが近いです。500m程度ですので5分くらいで到着します。駐車料金も2時間まで200円、最大600円って書いてました。詳しくは 大浜公園のHP を参照してください。
 ①大浜公園駐車場は国道26号線の「大浜北町交差点」の西側、臨海線沿いに入口があります。阪神高速4号湾岸線の「大浜入口」の近くです。
 ②大浜北町交差点から臨海線に入ってしばらく行くと「左車線が臨海線」「右車線が高速道路入口」となるので「左側の臨海線」の方へ進んでください。
 ③左手の緑いっぱいのところが大浜公園なので、それに沿って進み、一つ目の信号で「左折」そこが「大浜公園駐車場」になります。
 ④公園内からはずっと「旧堺燈台こっち→」という案内板が出ていますので、それに従って歩道橋を渡りながら進んでください。

大浜公園の地図


3. 旧堺燈台の概要

国指定史跡 旧堺燈台
 現存する最古の木製洋式灯台のひとつで、⾼さ約12mの六角錘形の⽊造洋式灯台。所在地は大阪府堺市堺区⼤浜北町5丁地先
 1877年(明治10年)に完成し、1968年(昭和43年)までのおよそ1世紀にわたって堺港に出⼊りする船の航海の安全を守った。
 当初の光源は石油ランプを使い、約18キロメートル先まで灯台の光が届いたとされている。
 近年⽼朽化が著しかったのため、平成13〜18年度に保存修理⼯事が⾏われ往時の姿が甦った。当時使用されていた燈台レンズと旧燈部(燈台の上の部分)は大仙公園内にある堺市博物館の中庭に展示保存されている。

堺市博物館内展示の燈台レンズと旧燈部


4. 周辺のオススメスポット


いいなと思ったら応援しよう!