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【司法試験予備試験】はじめての論文書き方講座 民法【第5回】

はじめに

本記事は、「はじめての論文書き方講座 民法」の第5回講義記事です。
受講を希望される方は、事前に以下の講座概要と受講方法をご覧の上、お申込みください。

解説編

第2回の解説編で述べた通り、条文の文言は場合によって解釈が必要となります。解釈とは、条文が規定された趣旨をベースに該当性判断基準としての規範を定立することをいいますが、この一連の流れを試験本番でゼロから書こうと思うと、通常は多くの時間を要し、現実的ではありません。
そこで、良く使う解釈の流れは、あらかじめその内容を整理し、論証として準備しておくことを考えます。これにより、同じ問いに対する再現性を確保できる上、解答にかかる時間を大幅に削減することができます。

法的三段論法について

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5,681字

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