実は、世界は相補性でできている
相補性というコンセプトを、最近気に入っている。
相補性とは、二つの相対するコンセプトが同時に存在することで、観察対象をより解釈しやすくする、みたいなものだ。
空が青いからオレンジのビルを美しく感じることができるし、
ビルがオレンジだから、空の青さが際立つ、みたいな。
もともとは量子力学の言葉らしく、文字は理解しても、単語としては理解が難しい。
科学らしいところからいえば光は粒子なのか?波なのか?という議論が一番身近だという。けれど、実は僕たちはこの相補性というコンセプ