Yu - 読感文

社会人 埼玉県→大阪府 小さな総合商社 / 読書感想文徐々に文章力上げるため頑張りまする。

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最近の記事

【読感文_12】BORN TO RUN 走るために生まれた

私は走るのが好きだ。 どれくらい好きかというと、時間があれば、ふと「走ろう」と10~20キロくらいトコトコ走ってしまうくらい好きだ。 (もちろん、その後飲むビールの量は走った距離の2乗。笑) そんな私にとってこの2010年に発売された「BORN TO RUN」は様々な意味で興味深かった。最初は、 「え、何この本?BORN TO RUN?ブルーススプリングスティーンの曲?何?タラウマラ族?」 こんな感じ。 この本の中心となるのはメキシコの山奥に住むタラウマラ族とそれに魅

    • 【読感文_11】母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

      11冊目は少し趣向を変えて漫画に。 今年の母の日は、テレビ電話で遠い埼玉の地に住む実家の家族と話をした。 と、いうのも偶然最近この本をもう一度読んで何となく自分の母は"ものを渡す"、というより直接電話をして声を届ける方が喜んでくれる気がしたからだった。 そんな母の日をめぐって私を悶々と考えさせたのが、ふと手に取った宮川さとし氏著の「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」。 内容は癌にかかった母親の最期をみとった著者の心と死生観の移り変わりを漫画と言葉で紡ぐ。

      • 【読感文_10】ストレスゼロの生き方

        記念すべき10冊目はTestosterone(テストステロン)氏著の「ストレスゼロの生き方」。 Testosterone氏は筋トレに関する本が多く、私を含めて筋トレを趣味にする人にとっては言わずと知れた方だ。 ちなみにペンネームになっている「テストステロン」は男性ホルモンの主要物質。 本著は人間関係やお金、仕事などありとあらゆる社会人の生き方に関して身に付けるべき100の習慣(考え方)を紹介している。 今回はTestosterone氏の100のアドバイスからいくつか抜粋し

        • 気付いたら人に救われまくっていた私

          GW、暇ですね。 普段は読んだ本の感想を書いていますが自己紹介、特に自分の人生のターニングポイントに重点を絞って記します。 「こういう人もいるんだな」と思ってもらえれば。 長いので、章分けしてます。 興味ある部分だけ読んでもらえると良いかなと。 サッカーで悩み苦しんだ青春小学校から高校までは色々ありましたが、 人生の主軸はサッカーでした。ポジションはゴールキーパー。 中学校では埼玉県で3位など、本気で上を目指していましたが、 3年生の時に両肩を脱臼してしまいます。

          【読感文_9】世界のニュースを日本人は何も知らない

          本日読んだのは谷本真由美氏著「世界のニュースを日本人は何も知らない」。 2019年発売の本なのでかなり最近のもので、日本人(特に若者)がどれだけ国際情勢に対して疎いのかをガンガン突っ込んでいく本。 本当に知るべき情報とは何か、そしてそれらをどのように手に入れれば良いのかを知ることができる。 ただ文言がかなり強いので「ウっ」となる人はいるかも。 本の感想 - 日本版ファクトフルネス?で、本を読んだ私の感想はそのまま表題の通りで、 昨年話題になったハンス・ロスリング氏著の「

          【読感文_9】世界のニュースを日本人は何も知らない

          【読感文_8】ある外交官の見たニッポン

          今回読んだ本は1989年発行の「ある外交官の見たニッポン」。 筆者は元駐日ブルガリア大使のトードル・ディーチェフ氏。 元大使のディーチェフ氏の日本との馴れ初めからその苦悩、日本での日々、そして自身にとっての日本まで赤裸々に語ったもの。 社会主義国らしく(失礼)、固い内容も多いが、彼の日本独特の文化に悪戦苦闘するエッジの効いたエピソードが同じくらいあり、飽きずに読み切れた。 今回はなかなか内容も濃かったので、要所要所で目に留まったディーチェフ氏の記述を「感想① - 異文化

          【読感文_8】ある外交官の見たニッポン

          【読感文_7】おじいちゃん戦争のことを教えて

          読んだ本をまとめてあげようとGWは頑張ります。(言い訳) さて今回はアサヒビール株式会社名誉顧問の故中條高德氏の「おじいちゃん戦争のことを教えて」。 中條氏は学生時代、第二次世界大戦終戦まで陸軍士官学校で軍人を目指し、終戦後は旧制松本高等学校、学習院大学を経てアサヒビールに就職、アサヒスーパードライのヒットを先導するなど活躍され、実業家として名を馳せた。 アメリカの学校に通う孫娘からの質問状に答える形で自身の半生、それに基づいた日本人のあるべき姿を示唆した本。 正直、い

          【読感文_7】おじいちゃん戦争のことを教えて

          【読感文_6】新聞という病

          はじめに土日くらいはちゃんと書こうと思って読んだのは門田隆将(リュウショウ)氏著の「新聞という病」。 門田氏は編集者を経て日本国内外で活躍されているジャーナリスト。 「たまにAbema Newsで見かける方」という印象だったが、昨年縁あってこの方の講演会に参加させていただき、その際に知った本書を購入して読破。(二日連続の慣れない政治系書籍は疲れる。。。) 本書は「モノをいう新聞」こと産経新聞社発行の「新聞に喝!」や月刊「正論」に連載として寄稿された門田氏の記事を一冊にまと

          【読感文_6】新聞という病

          【読感文_5】反日種族主義

          今回読んだのは「反日種族主義」。韓国の人々が根源的に持っている反日感情から生まれた矛盾を批判する内容。 出版された昨年には大きなニュースになったので知っている方は多いかと。 著者は韓国人学者の李栄薫(イ・ヨンフン)氏。 内容は、一日本人の自分が読んでも衝撃的。 大日本帝国が韓国を統治下においていた時代から、現代の竹島や慰安婦問題にいたるまで韓国人が"教養"として持っていた知識、価値観を事実ベースで否定・批判をしていくもの。 一部の日本人にとっては「韓国ざまあwww」とか思

          【読感文_5】反日種族主義

          【読感文_4】~カメルーンがやってきた~中津江村長奮戦記

          さて、次第に間隔があいてきた(ヤバい)が… 自称スポーツ大好きお兄さんが読んだのは「カメルーンがやってきた 中津江村長奮戦記」。当時"大分県で一番小さい"と言われていた村が2002年日韓FIFAワールドカップのキャンプ地としてアフリカサッカー界の雄"カメルーン代表"を招致した話。 当時、私は保育園の年長さん(5歳)だったが、後に縁あってこの本を知ることとなり、読むこととなった。 簡単に言うなら「日本人の‟ウェットなおもてなし”が‟シビアでドライなスポーツビジネス”を乗り越え

          【読感文_4】~カメルーンがやってきた~中津江村長奮戦記

          【読感文_3】世界基準の働き方

          しれっと3日間さぼって読んだのは世界基準の働き方。 先日までネスレジャパンの社長をされていた高岡浩三さんの著書。 (少し前に買ってたけど序盤でやめていた。。。) テーマとしてあるのは史上初の生え抜きでの社長に就任し、「ネスカフェアンバサダー」など多くの企画を成功させ、ネスレジャパンを大成長させた高岡さんが説く、働くうえでの大切な姿勢・ポイントをまとめた本。 高岡さん個人としてもとても著名な方なので多くを語らずとも、といったところか。 本の感想 - 小さく勝ち続けること、

          【読感文_3】世界基準の働き方

          【読感文_2】仕事は楽しいかね?

          今日読んだのはデイル・ドーテン著の「仕事は楽しいかね?」。 言わずと知れたベストセラーブックだが会社の先輩に勧められるまで手には取らなかった。 でも流石ベストセラー、手に取って2時間足らずで読破してしまった。 本の内容は起業に失敗し人生を諦観したサラリーマン・デイルが空港で丸1日足止めを食らったことでマックスというおじさんに遭遇するところから始まる。マックスは空港であった初対面のデイルと話し彼の境遇を聞き、いきなり 「仕事は楽しいかね?」と説くところから物語は始まる。

          【読感文_2】仕事は楽しいかね?

          【読感文_1】悪者見参

          さてさて、記念すべき1冊目はコロナのニュースを横目に1ヶ月かけて昨日やっと読み終わった「悪者見参」。著者は名著「オシムの言葉」で有名な木村元彦(ユキヒコ)さん。 内容はユーゴスラヴィアサッカーを愛した木村さんが必死に追い続けた国家崩壊の貴重なルポタージュ。 (なぜ1か月かかったかって?単純に難しかったんです。読解力ないって大変。) 感想前に簡単にユーゴスラヴィアのご紹介を。ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国(以後、ユーゴ)は1943年から1992年まで存在していた多民族

          【読感文_1】悪者見参

          読んだ本の備忘録やります。

          昨今のコロナウイルスにおける社会的な影響を受け、わが社もテレワークが先週木曜日から開始した。 2日間まずはできる範囲で環境を整えながら仕事を続けていたわけだが、先輩社員が部署のチャットで言っていた文言が目に留まった。 「テレワークになって今までかかっていた通勤時間の分余裕ができたと思いますが、長く仕事する以外にも自己啓発に時間を使ってみてください!」 (仕事以外の時間で自己啓発…) (思えば自己啓発を自発的に行ったことがなかった。これは新鮮だ。) と、思いながら土曜日は

          読んだ本の備忘録やります。