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期日前投票(パーキンソン病の母に寄り添う日記4)

今日は母を期日前投票に連れていきました。

パーキンソン症候群の母は足腰が弱くなっており、今までのように投票日に近所の投票所まで行くことができない。
また90歳の父も母に付き添って歩くのがしんどいというので、
「じゃあ私が期日前投票に連れていくわ」ということになった。

大手ショッピングセンターの一角に設けられた投票所。
始めは駐車場からカートを押して歩いていた。
けれど、どう見ても足取りが遅い。
トイレに行くと歩く距離が増えたので、辛そうだった。
考えた末、車いすを借りることにした。

エレベーターで2階に上がるとすぐ投票所前。
係員が投票用紙を確認、
「用紙の裏に記入をして下さい。」とバインダーとペンを渡された。
2人分の用紙を記入し、
一方通行になった通路の先に向かうと投票所の入り口があった。

母には入り口でいったん車いすを降りて、歩いてもらうつもりだった。
投票する私が付き添うわけにはいかないから。

入り口で「車いす降りて」と母に伝えるが時間がかかる。
もたもたしていたら、後から来た方の列ができてしまった。
後ろから急かす方もいて、
係りの方がやってきた。
「車いすを押しますよ。自分で文字は書けますか?」
頭はまだしっかりしているので、大丈夫。
母のことをお願いし、
私は早々と投票を済ませ、出口で母を待つことに。

しばらくして母が係りの方に車いすを押してもらい、出てきた。

インターネットでの投票が出来るようになればいいな。


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