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リハビリ室で何が?看護師さんが続々集まってくる(入院生活24日目)
火曜日。
父と一緒にお見舞いに行った。
主治医から話しがあるというので、母の病室に着くなり一階の診察室ヘ。
レントゲン写真見ながら、骨折した首の骨がくっつき始めてると説明を受けた。
ただここは救急病院なので、リハビリをするなら病院を移らないと行けない。
元々、中央病院でパーキンソン病などの診察を受けていて、リハビリの為の入院を受け入れてくれるので、もう少しここでリハビリしたのち、病院を移りましょう。
母の状態が良くなって、リハビリが順調なことを物語っていて、嬉しかった。
病室に戻るより陽当たりのいい談話室に行った。
話す間もなくリハビリを担当する看護師がきたので、リハビリが終わるのを待つことにした。
「ウーン」
大音量と共に放送がかかる
ハッキリと聞き取れなかった。
けれど▪▪▪
看護師が次々とリハビリ室に走って行く。
エッ?
母ってリハビリ室にいるよな。
もしかして母に何かあった?
急いでリハビリ室に向かった。
リハビリ室から出てきた看護師を掴まえた。
「リハビリ室に母が居るんですが?」
看護師が答える
何かあれば担当から連絡がありますから
連絡って?
目の前にリハビリ室。中には母がいる
だけどどこから来たの?ってくらいの看護師が部屋を埋めてて中の様子は全く分からなかった。
ストレッチャーを押してくる看護師たち
どうやらリハビリ中の方が倒れたらしかった。
またリハビリ室から出てきた看護師を掴まえて「リハビリ室で何かあったんですか?」
「患者さんのことは話せないんです。」
「母が中にいるんですが?」
「お母さんのお名前は?」
「○○○○です」
「違う人なのでお母さんは大丈夫ですよ」
ちょっとだけ安心して談話室に戻った。
しばらくして看護師さんに車椅子を押してもらって母が戻ってきた。
母にリハビリ室の様子を聞くのはやめておいた。
どうせ覚えていないだろうから
リハビリを終えた母は少し疲れた顔を見せたので、病室に連れて行き、ベッドに横たわるのを見届けて、病院をあとにした。
★今日の画像は【しおむすび】さんにお借りしました。