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医師からもらう薬の量に疑問を持った日(パーキンソン病の母に寄り添う日記2)

いきなり衝撃的な疑問で始まって、びっくりした方もいるかもしれません。

病院でお薬をもらうこと、あると思います。
体調が悪くて受診したのですから、お薬を飲んで早く治したい。
突然の体調不良なら、早く治したい気持ちから、医師から頂く薬に疑問を持つことはないかもしれません。

ただ、これはパーキンソン病である母の話。
何年も足のむくみに悩まされ、時々起こる痛みのため整形外科に通い、お薬をもらっていました。

父が付き添っていた時には処方される薬を疑問に思わなかったらしい。
けれど母の症状が進み、車いすを押して付き添いをするのがつらくなった父に代わって、私が受診に付き添うようになった時、医師からもらう薬があまりにも多いので、受診のたびに薬の内容を確認することにした。

それぞれに意味があるので飲まないわけにはいかない。
けれど同時に胃薬が処方されるのなら、もともとの薬の量を減らすべきではないかと以前から感じていた私は「どれか減らせる薬はないですか?」と医師に聞いてみた。

3か所の病院に通っていてそれぞれから薬を処方されている。
どの先生も「他の先生が処方する薬に口出しは出来ない。」と一喝。

素人目に見ても分かる同じ効能(名前)の薬。
しかも「毎日飲まなくていいからね」と言いながら出される痛み止め。

「飲まなくていい薬なら、処方しなきゃいいのに」
心の中で担当医に問いただしてみた。

痛み止めの薬・・・700錠!
飲み薬って賞味期限ないんでしたっけ?
1回3錠×朝昼晩
何か月分?

もともとが病院キライの薬がきらいな私からは到底考えられない量。
家路につくとすぐに家族会議を開いた。

父が言う
「そもそも10年も通っていて何の改善も見られない。
受診しても足のむくみを触診、あとは薬。
薬といっても処方されるのは痛み止めだけ。」

結果、
紹介状を書いてもらって、母のパーキンソン病と向き合ってくれそうな病院に変わろう。

今月末に紹介状を持って新しくできた公立病院へ行くことになった。


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