障害者手帳を取得するまでにしたこと
辛い症状、体のSOS見逃していませんか?
こんばんは、天野沙愛(あまのさら)です。
突然ですが、
皆さんは病院に、きちんと行っていますか?
私は19歳になるまで、自分のストレスの限界を無視して生きていました。
というのも、家が貧乏でさらに毒親だったため病院に連れて行ってもらえず、我慢してきました。
通信制の高校に通うようになり、アルバイトをしてなんとか精神科に行くことが出来ました。
アルバイトをするのは、とてもしんどく死にたいと思いながら体を動かしていました。
記憶が維持できず何度もミスをして怒られていたことから、ミスしないように確認する時間が長くなり、また怒られての繰り返しでした。
やっとの思いで精神科に行っても、すぐには障害者手帳などの診断書は書いてもらえません。
正式な診断をするまでに初診から最低でも6ヶ月、診察してもらう必要があります。
初診で病名を診断する病院は良いように見えても、少ない情報で診断するには難しいと思います。
誤診につながる可能性を無くすため、焦らずに自分の話せることを少しずつ、そして詳しく話すことが正確な診断に繋がるでしょう。
安定した病状がわかってから診断書を書いてもらうことが出来ます。
転院したら、今の病院の初診からなの?
これは違います!
初診認定されるのは、転院する前の一番初めに行った病院の初診日です。
障害者手帳を申請するときだけでなく、障害年金の申請時も同じです。
診断書を書いてもらったら3ヵ月以内に市役所に申請に行ってください。
診断書には3ヵ月の有効期限があります。
それを過ぎるとただの紙切れになってしまいます。
病院代、3割負担でお金を出していませんか?
保険証で3割負担になるのはもちろんですが、1割負担にする方法があります。
通院するだけで結構お金がかかりますよね。
私も、とある制度を知るまでは3割負担で支払いしてました。
その制度ですが、自立支援医療制度というものがあります。
自立支援医療制度について
なにそれ?と疑問に思った方、説明しますね。
通院による精神医療を続ける必要のある方の自己負担を軽減するための
公費負担医療制度です。
この制度を利用することで、自己負担額が軽減します。
原則として、1割負担となります。
市によってはその1割を市が負担してくれるところもあります。
ぜひ、市役所の窓口で聞いてみてくださいね!
通院による治療を継続的に必要な精神障害を有する方なら
受けられます。
外来通院、外来での投薬、訪問看護、デイケアが対象となります。
この自立支援医療制度は、市役所で申請ができます。
ここで注意してほしいのが、入院中の医療費は適応されません。
外来通院、外来での投薬、訪問看護、デイケアのみが対象となります。
自立支援医療制度の申請が通れば1割負担で通院できるので、障害者手帳と違ってそこまで審査も厳しくないと思うので、通院が必要ということが証明できれば、審査は通ると思います。
申請者の「世帯」の所得により、月々の負担上限額が設けられます。
(この制度上での「世帯」とは、同じ医療保険に加入している家族となります。)
申請してから受給者証発行までには約3ヵ月かかります。
1年に1回更新手続きが必要で、2年に1回医療機関作成の診断書が必要となります。
更新期限を間違えないようにしましょう。
自立支援医療制度を利用することが出来れば、病院も通いやすくなると思います。
主治医に自立支援医療制度を利用したいことを伝えて、専用の診断書を書いてもらってくださいね。
もう一度言いますが、診断書の有効期限は3ヵ月です。
診断書をもらったら、早めに市役所に行くことを勧めます。
ヘルプマークをもらってつけよう!
精神病を抱えている人は、目で見てわかるものではありません。
足が折れている人がギプスをつけているように、目でわかるわけではないので、そんな目では見えない病を持つ方のためにヘルプマークがあります。
電車に乗るとき、優先席のところに赤いカードのようなハートとプラスのマークが貼ってあるのを見かけたことはありませんか?
それが、ヘルプマークです。
近くの窓口や、市役所の障害福祉課などで無料で配布されています。
有料で売ってるものを買わないでください。
行きやすいところを調べてみてくださいね。
困っている方を助けたいと思ってるけど、どうしたらいい?
そんなあなたには、サポートハートマークというものがあるのはご存じですか?
「困っている方を助けたい」という方のために存在しています。
サポートハートマークはネットで検索するとダウンロードできるので調べてみてくださいね。
最後に
この世の中、精神疾患を患っている方は教えていないだけで
意外と周りにいます。
病院に行けてない人でも、精神的ストレスを抱えてる人はいます。
そんな世の中だからこそ、病院に行って治療をすることは大切なことだと思います。
私も、通院する前は精神科ってどういうところなんだろう?
なんとなく怖いイメージを持っていました。
私が救われて病院に行こうと思ったのは、体験談がきっかけでした。
このブログが、誰かの支えになれたらいいなと思います。
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