日本で最初の異世界ものアニメ
日本で最初の異世界ものアニメは何だろうと思い探してみました。
異世界ものといっていいのかわかりませんが、私は手塚治虫さんの「スーパージェッター」じゃないかと思います。
主題歌の中に、「一千年の未来から時の流れをこえてやってきた」という台詞がありますから、未来の世界から来た未来人ということです。
このスーパージェッターは、1965年に放送されたものですから、1000年先の未来ということは、2965年ということで、2023年の現在から考えても942年先の世界ということになります。
そして、スーパージェッターが乗っている「流星号」は、マッハ15で空を飛び、マッハ15で海に潜り、自動操縦で動くんです。
現在でも陸を走り、船のように海を進む車はありますが、空を飛び海の中を潜水艦のように潜る乗り物はありません。
その上、電子頭脳により、スーパージェッターと意思の疎通ができる。これは、現在のAIですよね。現在のAIは、音声機能がありますが、意思の疎通まではまだ難しい感じです。ただ、chat GPTなどは近い将来、意思の疎通ができるようになるのかもしれませんね。
腕時計型のタイムストッパーという装備品がすごくて、30秒間時間を止めることが出来て、トランシーバーになったり、流星号を呼ぶ機能がついていたりします。
今で言えば、iWatch ですか? 当然時間を確認でき、トランシーバーではありませんが、電話をしたり、メールの送受信ができたりします。
また、心拍数を測ったり、運動量を測ったり、音楽を聴いたり、録音することもできます。
かなりスーパージェッターの世界に近づいていると思います。
そして、この異世界の世界が、かなり近づいていて、942年後を待たなくても、本当に空を飛んで、海に潜り、マッハ15で動く乗り物が出てくるかもしれません。
こんなすごいアニメを、50年以上前に作った手塚治虫さんは、本当にすごい人だと思います。