若年性?白内障になった件
強度近視かつ網膜剥離の既往もあるアラフォーの私ですが、2023年春に急激な視力低下を自覚。
医療系の仕事を退職し、自宅でパソコンやスマホばかり見てたせいかな…と思いきやなんと白内障でした。
(スマホも白内障の一因ではあるのでしょうが)
生まれたときから既に高齢者のような目だったので、まぁここまでよく保ったものだなとは思いつつもやっぱりちょっと早くない?という気もしました。
加齢以外によるものは若年性白内障と言うみたいですが、私の場合はどうなんだろ
う…?
治療は同じ
若年性だろうとなんだろうと、やることはひとつ。
手術で人工レンズを入れるしかありません。
かかりつけでサクッとやってもらえるのかと思っていたら、既往歴盛り沢山の私は2023年秋、より専門性の高い病院(片道1時間半)へ送り出されたのでした。
専門病院初診
この頃にはもう市販のコンタクトレンズでは矯正しきれず、何もかも3重に見える状態でした。
花火はやたら豪華に見えましたよ。
さすが専門病院は機材の数が違って、何種類もの検査だってパパっと完了です。
度数の検査も、数日前からコンタクトレンズを入れずに備えていたのできちんとできました。
強度近視にこのコンタクトレンズ禁止期間は地味に辛かったです。
そして診察の結果、無事?「白内障ですね」とお墨付きを頂いたのでした。
手術の日程確定
既に秋も深まっている時期だったので、最短で年明けくらいかな…と考えていたのですが、ギリギリ年内に空きがありました。
大体術後3ヶ月までは定期的に通院があるのは下調べ済。
上の子が小学校に入ってしまうと預け先の確保がスーパーハードモードになるので、今年度内に術後検診も落ち着くスケジュールはありがたい。
同行していた夫にも仕事の調整をお願いし、日程を確定。
術前に使う点眼を処方してもらったら、あとは、手術当日まで体調管理に努めるだけです。
遠方からの通院も多いのか、何度も来院する必要がないのも素晴らしい。
レンズの選定
最近は多焦点レンズなるものがあるそうですが(ただし保険適応外)、網膜剥離の既往がある私は適応外。
単焦点レンズ一択なので悩む余地なしです。
選べるのはどこに焦点を合わせるかだけ。
元々が近視で、特に困っていたのが本が読めないことだったため手元重視でお願いしました。
手術の様子
これはもうたくさん体験談があるので割愛。
ただ、多くの人が言うように痛くはないですがグリグリグイグイ圧迫される感じはあって若干気分が悪かったです。
見え方の変化
私は片目を失明しているので、術後の眼帯は免除してもらいました。
(そもそも眼帯をしない方針の病院もあるそうです)
そのため、手術台から起き上がったときにはもう視界はめちゃくちゃクリアです。
驚いたのが、思っていた以上に遠くも見えるということ。
手元30cmくらいに焦点を合わせる予定と聞いていたので、1m先はぼやけてるものだと覚悟していたのです。
でも実際は3mくらい離れた時計も読める。
15cmより手前は少しぼやけるかなと言う感じ。
白内障になる前から近視で、期待値が低めだったというのもありそうですが、単焦点でもこれだけ見えるならめちゃくちゃコスパいいのでは…?(コスパ厨)
手術翌日の視力検査では裸眼で0.5まで見えました。
0.6からは見えたり見えなかったり。
矯正視力はあれこれやったので定かではないですが、1.0はいけたのかな…
術後すぐと比べるとピントが手前に合ってきている感じですが、今のところ外出にも困っていないので仮の近視用眼鏡は作っていません。
視力が安定したら遠近両用の眼鏡を処方してもらう予定ですが、運転するわけではないので別にいらない気もしています。
3ヶ月後くらいにまた経過を投下予定です。
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